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山形大学チャットボットキャラクター愛称決定 ~学生サービス向上にデジタルトランスフォーメーション活用~

掲載日:2022.11.10

本件のポイント

  • 山形大学チャットボット愛称の応募総数は93件(うち学生から70件、教職員 から23件)あり、大学院理工学研究科の有我祐一先生の「おがるん」に決定し ました。
  • 山形大学チャットボット「おがるん」は、6月1日(水)の設置開始以来、約2万件の質問(10月25日時点)に回答しており、今後さらに学生等のサービス向上及び職員の業務量削減につながることが期待される。

概要

 山形大学は、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進の一環として、学生等へのサービスの向上と職員の業務効率化を目的に、2022年6月から公式ホームページにAIチャットボットを設置している。
 この度、本チャットボットの愛称を募集した結果、愛称の応募総数は93件(うち学生から70件、教職員から23件)あり、大学院理工学研究科の有我祐一先生の「おがるん」に決定した。有我先生は、学生とともに思考を柔軟にし、成長していくことを東北弁の「おがる」(大きくなる・成長するの意)から着想し、ひらがなで愛らしさを表現してこの愛称を考えた。
「おがるん」は、6月1日(水)の設置以来、10月25日時点で約2万件の質問に回答しており、今後さらに学生等のサービス向上及び職員の業務量削減につながることが期待される。主な質問内容は、「入学試験について」「学生生活について」「授業について」等のほかに「新型コロナウイルス感染症の対応について」の問い合わせも多く、体調不良時の対応の周知にも役立っている。

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背景

 2021年度から、山形大学におけるDXを推進するとともに、地域における“知の拠点”として、情報資源の活用を推進することを目的とした「山形大学DX推進室」が設置されました。DXにより山形大学が目指す将来像や教育・研究機能の強化、業務の効率化などの観点から、「教育」「研究」「業務運営」「人材育成」の4つの領域で全学的なロードマップを策定し、それぞれのDX推進に向けて活動を行っている。
 チャットボット、RPA(ロボティクスプロセスオートメーション)の活用及びデジタル人材の育成等のデジタル技術を駆使した大学運営を展開していくことで、ポスト・コロナ時代の新たな教育システムの構築や学びの変革に向けた取り組みを積極的に進めている。

用語解説

1.デジタルトランスフォーメーション:デジタライゼーション(データやデジタル技術)を基に企業全体でビジネスの変革を行うこと。
2.チャットボット:人工知能を活用した質問・応答システムのこと。
3.RPA(ロボティクスプロセスオートメーション):ロボットやコンピュータ等による業務自動化。

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