掲載日：2023.02.03

本件のポイント

• 山形大学附属博物館は、2022年から「地域の記憶「共創」アーカイブ」事業をスタートさせました。その成果の公開と、「記憶」のさらなる収集・蓄積をすすめるためのイベントを2月10～12日に七日町で実施します。
• 七日町商店街と山形大学附属博物館は、共働して「まちの記憶」を収集・保存し、みなさんと共有する活動を推進していきます。この活動全体を「ななはく！」と名付けました。
• 今回は、授業を通じて山形大生が集めた七日町の記憶を展示し、口頭発表をするほか、旧千歳館のVR作成状況なども公開します（「まちの記憶市(いち)」）。また、2022年2月10日に開催したキックオフフォーラムに登壇したボローニャ（イタリア）大学博物館の協力を得て、参加者にボローニャ大学グッズを差し上げるスタンプラリーも同時開催します（「ボローニャ市(いち)」）。
• 本事業は令和４年度文化芸術振興費補助金Innovate MUSEUM事業地域課題対応支援事業の採択を受けました。

開催概要

（詳細はチラシをご確認ください・参加無料）

ななはく!2023 まちの記憶市・ボローニャ市 ソーレ

会　　期：2023年2月10日（金）～12日（日）
第１会場：山形市中央公民館（山形市七日町１-1-39）
第２会場：N-GATE（山形市七日町1-1-1 N-GATE 1F）

◆「七日町の過去・現在・未来」by　まちの記憶を残し隊
　　●展示「七日町の過去・現在・未来」
　　山形大学の学生で組織した「まちの記憶を残し隊」が収集した移り変わる七日町の風景や
　　そこで生きる人々の証言を展示し、インタビュー映像を上映します。古地図や古い絵葉書、
　　料亭文化に関する資料も公開します。
　　2/10（金）13:00～18:00、2/11（土）10:00～18:00、2/12（日）10:00～17:00
　　第1会場：山形市中央公民館ギャラリー　第2会場：N-GATE１階レンタルスペース
　　●学生たちの成果と作成途中のアーカイブについて発表
　　七日町の記憶を収集した「まちの記憶を残し隊」の活動報告です。
　　山形大生自らが街の記憶を残す意義や展示の見どころを解説します。
　　また、作成途中のデジタルアーカイブもお見せします。
　　2/10（金）10:30～12:00
　　会場：山形市中央公民館大会議室

◆「その場でアーカイブ」＆「古文書長屋リターンズ」
　　皆さんが残したい「まちの記憶を物語るもの」をお持ちください。その場でアーカイブします。
　　また、家にある古文書の保管などについてお困りごとがあれば相談にのります。
　　2/11（土）13:00～16:00
　　会場：N-GATE１階レンタルスペース

◆「山形アーカイブってぶっちゃけどう？」＆「ななはく！に物申す！」
　　山形アーカイブの資料の集め方やどんなアーカイブをつくろうとしているかなどをお話します。
　　お集まりの皆さんから自由にご意見をいただき、より良いアーカイブにしていきます。
　　2/11（土）17:00～18:30
　　会場：山形市中央公民館大会議室からハイブリット開催
　　定員：20名（オンライン30名）
　　参加方法：会場参加・オンライン参加ともに
　　メール（nanahaku.yamagata@gmail.com）または（Googleフォーム）にてお申込みください。

▲参加申し込みフォーム

◆まちの記憶を聞く会
　　話者：七代目佐藤松兵衛さん（乃し梅本舗 佐藤屋）
　　2/12（日）10:30～11:30
　　話者：大喜直彦（山形大学地域教育文化学部教授）
　　2/12（日）13:30～15:00
　   会場：山形市中央公民館大会議室（申込不要・定員50名）

【問い合わせ先】
　山形アーカイブ実行委員会　nanahaku.yamagata@gmail.com
　ななはく！特設サイト　　　https://cherry.yum-archives.net/nanahaku/

【主催等】
　主催：山形アーカイブ実行委員会
　共催：山形まちづくり株式会社・山形大学附属博物館
　協力：合同会社AMANE
　助成：令和4年度文化庁Innovate MUSEUM事業

関連リンク

• 山形大学附属博物館
• 研究者情報ー佐藤　琴准教授

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