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音楽分野大学院生が「名曲アルバム山形版」を制作しました。 ~山形の美しい風景と名曲のコラボ~

掲載日:2023.02.03

本件のポイント

  • 音楽活動はコロナ禍で少なからぬ影響を受けました。しかし、これまでの生演奏と聴衆の関わりを主体にした音楽活動を捉えなおす契機にもなりました。音楽で学んだこと、身に付けたことを地域の皆様にお届けしたい、という思いで2年がかりで制作しました。本学の学生と非常勤講師、卒業生が演奏した曲が収録されていますので、山形ならではの美しい自然と名曲のコラボをお楽しみいただければ幸いです。 ※本事業は山形大学校友会様の支援を受けて実施されたものです。
  • 音楽分野では「音楽による地域貢献、地域連携」をテーマに教育・研究に取り組んでいます。学部の特色ある科目であるフィールドプロジェクトにおいては小学生や幼稚園児を対象にした「ピクニックコンサート」、大学院生は地域の皆様を対象にした「キャンパスコンサート」「山っこコンサート」を継続して実施し、「音楽による地域貢献、地域連携」を実践しています。
  • ピクニックコンサート及びキャンパスコンサートはアクティブ・ラーニングの視点に基づく教育実践であり、 大学教育、特に授業改善を巡る諸課題解決について実践レベルから試みる先行事例となっています。学内で身に付けた資質能力を活用しながら取り組むことによって、汎用性に富む総合的な学修能力の獲得に繋がったと考えています。

概要

「名曲アルバム山形版」はYouTubeで公開予定です。
アルバムの一部を以下で公開いたしますので、ぜひご視聴ください。

https://drive.google.com/drive/folders/18fyut2j6w6EWW8TDNSDufQRRMiphivyD?usp=share_link

 詳しくは、こちらをご覧ください。

今後の展望

 音楽分野の大学院生は、県内各地で「音楽による地域貢献、地域連携」に取り組んでいます。たとえば「山っこコンサート」は、地域文化振興の基盤である学校や公立文化施設等において児童生徒や一般市民を対象とした鑑賞プログラムやワークショップを企画・立案し、生徒や教師、地域住民とふれあいながら音楽による地域文化振興及び地域の諸課題解決の可能性を探ることを目指したものです。
 音楽の学修は演奏研究が主体となりがちですが、「音楽による地域貢献、地域連携」をテーマにすることにより、「音楽を活用する力」「地域に音楽で貢献するための方策」の視点からの学修成果がもたらされています。
 現在、『音で楽しむ山形県市町村民歌事典 村山編』と『人が初めて聴く音楽~子守唄の魅力』を3月公開に向けて制作中です。

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