ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2023年02月 > 学長定例記者会見を開催しました(2/3) > 課題解決への第一歩|地域の未来は具体的に何に憂い何に備えるべきか? ~生産者の気持ちを整理/可視化/実践をサポートするワークショップ開催~

課題解決への第一歩|地域の未来は具体的に何に憂い何に備えるべきか? ~生産者の気持ちを整理/可視化/実践をサポートするワークショップ開催~

掲載日:2023.02.03

本件のポイント

  • 山形大学学術研究院奥野准教授が中心となり、上山市と朝日町の農家・行政・関連企業等を対象としたワークショップを開催する。
  • 地域農業コミュニティーの高齢化・減少で生じる課題や不安を参加者で共有し、さらには主体的な計画と実践について考える。
  • 上山市と朝日町の合同ワークショップにより、地域ごとの取組や考え方を共有することで、課題解決への第一歩となることが期待される。

概要

 今、地域人口減少・高齢化に伴う課題に地域は直面しています。その課題を解決できる万能なモノやサービスは、残念ながらまだありません。モノやサービスを誰かが開発できるまで、待ちますか? 私は、課題解決とは、地域で暮らす方の不安を取り除き、子どもたちに明るい未来を示すことだと思います。ヒトの不安を軽減できるのは、モノやサービス以外にもあるかもしれません。まず、当事者の不安な気持ちを整理、可視化、共有することで不安を軽減し、解決に向かう道筋を見つけることが必要です。
 今回、山形大学学術研究院奥野准教授が中心となり、地域人口減少・高齢化の課題解決の第一歩として、当事者が具体的に課題を把握し、地域農業コミュニティーに必要なモノ・サービスを考えるためのワークショップを開催します。今回のワークショップは、上山市と朝日町の農家・行政・関連企業等を対象に、地域ごとの取組や考え方を共有することで、課題解決への第一歩となることが期待されます。
 今後は、本ワークショップで湧き出たアイデア・ノウハウを他のコミュニティーに共有できる仕組みを整備していきます。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

背景

 今、地域人口減少•高齢化に伴う課題に地域は直面しています。残念ながらその課題を解決できる万能なモノやサービスは、まだありません。課題解決の第一歩は、当事者の不安な気持ちを整理、可視化することで不安を軽減し、解決に向かう道筋を見つけることが必要です。今回、山形大学学術研究院奥野准教授が中心となり、他の地域での取組や考え方などを共有し、地域間でつながりを作ることを目的に、上山市と朝日町の合同ワークショップを開催します。当日の参加者のニーズに合わせ、車座による情報交換、実践的な課題解決の計画、実践などをサポートします。

開催概要

  • 場所:山形大学 小白川キャンパス 理学部 11&14教室 
  • 日程 2023年2月14日(火) 午後2時〜5時
  • 参加対象:上山市、朝日町の方 (主に生産者、ご家族、行政、関連企業、高校生、中学生、小学生)

今後の展望

・本ワークショップで出たアイデア・ノウハウを他のコミュニティーに共有できる仕組みの整備
・ご希望があれば、他のコミュニティーや農業以外のコミュニティーを対象としたワークショップ開催

サポート

•公益財団法人 トヨタ財団
•山形大学「つなぐちから。」 社会共創活動推進スタートアッププロジェクト 

関連リンク

  • シェア
  • 送る

プレスリリース一覧へ