ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2023年11月 > 日本語教育学会2023年度秋季大会一般公開プログラム(後援:山形大学) 「外国人技能実習制度に求められる日本語教育~誰のため?何のため?」
掲載日:2023.11.16
本件のポイント
● 日本語教育学会秋季大会が山形市で開催されます。そのうち、本学が後援している一般公開プログラムは、どなたでも無料で参加できます。
● 山形県の外国人労働者の約43%を占める技能実習生をテーマに、技能実習生本人のインタビューも交え、日本語学校の担当者、日本語教育コーディネーター、研究者による発題から、求められる日本語教育について考えていきます。
概要
日本では、少⼦⾼齢化等による⼈⼝減少を背景に、外国⼈労働者への依存度が年々⾼まっています。中でも、外国⼈技能実習⽣は、2022年12⽉末時点で、32万4,940⼈に上り、外国⼈登録者数全体の10.6%を占めています。山形県では在留外国人の約4分の1が技能実習生です。
本プログラムでは、外国⼈技能実習⽣の⽇本語能⼒と⽇本語学習をめぐる課題に焦点をあて、特定技能の新制度を念頭に置きながら、技能実習⽣に対する⽇本語教育はだれが担うのか、受け入れ企業や地域でできる⽇本語学習⽀援はどうあるべきかについて考えたいと思います。
主催:公益社団法人日本語教育学会社会啓発委員会
詳しくはこちらをご覧ください。
プログラム
「技能実習生入国後講習の意義」 来日直後の実習生と監理団体通訳者によるコメント動画含む
栗又由利子氏((株)きぼう国際外語学院日本語教育事業部主任講師)
「技能実習生が地域日本語教室に求めること」
藤波大吾氏(岩手地域日本語教育コーディネーター)
「送り出し国の日本語教育状況とその効果」
助川泰彦氏(東京国際大学教授)
進行・趣旨説明:内山夕輝(公益財団法人浜松国際交流協会)
ご参加いただきたい対象
・外国人とともに働く事業所の人(国際交流協会、自治体、企業など)
・外国人との交流に興味がある人や日本語教育に携わる人など、どなたでも。
講座の概要
[日時] 2023年11月25日(土)10:00~12:00
[参加費] 無料
[定員] 700名(申込不要)
[詳細] https://www.nkg.or.jp/event/taikai/20231013_2500632.html
主催
公益社団法人日本語教育学会社会啓発委員会