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Team道草 総務省 ふるさとづくり大賞「団体表彰」 ~学生起点の地域活性化活動 10年の実績~

掲載日:2024.03.07

本件のポイント

  • 地域連携型サークルTeam道草が、【令和5年度 総務省 ふるさとづくり大賞「団体表彰」(総務大臣表彰)】を受賞し、2/16(金)に東京都 都市センターホテルにて開催された表彰式に出席いたしました。
  • 世代間交流を実現している点、発展性が非常に高い地域実践例である点等を評価して頂き、受賞につながりました。
  • 今後は事業を多角化し、より様々な地域・年代との交流の機会を創出できるよう、学生の“楽しい!”が連鎖する地域貢献活動に励んで参ります。

概要

 山形大学地域連携型サークルTeam道草が、【令和5年度 総務省 ふるさとづくり大賞「団体表彰」(総務大臣表彰)】を受賞し、2/16(金)に東京都 都市センターホテルにて開催された表彰式に出席いたしました。
 Team道草は山形大学の集中講義で金山町との繋がりができたことをきっかけに、2013年に創設しました。学生の“やってみたい!(夢・興味)”と地域の“やってほしい!(想い・地域資源)”を結び付け、最上地方(主に新庄市と金山町)を拠点に、学生視点での多種多様な地域活動を展開しています。
 審査員からは、「世代間交流を実現している点」「発展性が非常に高い地域実践例である点」「学生が地域課題の解決に積極的に取り組んでいる点」を評価して頂きました。
 今後は、新事業やこれまでの活動のリニューアル等による事業の多角化を図り、学生の”楽しい!”を連鎖させ、発想力や活力を生かした地域貢献活動を継続して参ります。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

設立の経緯とその後の変遷

 山形大学の基盤共通教育の集中講義「フィールドラーニング 共生の森もがみ」を受講した学生が、金山町での活動を通し、住民の温かさや自然の雄大さに感銘を受け、「地域の人との繋がりを絶やしたくない」という想いから、講義の拠点となった「道草ぶんこう」から名前をとり、2013年にTeam道草を創設しました。
 設立当初のメンバーは15名でしたが、代を重ねるにつれメンバー数は増加し、現在は約120人となっております。金山町との繋がりが新たな繋がりを生み、活動エリアが隣接自治体や県内の他エリアに拡大しております。

主な活動

高等教育機関(大学等)がない最上地域での学習支援、農業体験、県内外の若者に金山の魅力を発信する「Kaneyama lovers project」の実施、高齢者等への弁当の配達、子ども向けイベントの開催など

効果

・地域活動を通して、学生の地域への愛着が育まれている。また、地域課題に触れることにより、県内に就職し
 働きながら地域貢献を続けたいという卒業生を多く輩出していること。
 (Team 道草の卒業生の2/3が東北地方に定着しており、連携しやすい環境にある。)
・地域住民が地域の誇りや魅力を再認識し、新たな活動に繫がる事例等も生まれていること。
・学生の想いと地域のニーズを結び付けた活動を通し、学生にとっては第二のふるさとができ、地域にとっては
 若者との新しい関係が構築されていること。
・大学生による学習支援は、大学がない地域の小中学生が、今後のキャリアについて学ぶ貴重な機会にも
 なっていること。

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