掲載日：2024.03.07

本件のポイント

• 令和7（2025）年４月設置予定の大学院理工学研究科数理情報システム専攻（仮称）において、相互の連携により実践的な教育研究を行い、高度情報専門人材を育成することを目的に協定を締結
• 互いに連携・協働することで、地域のデジタルイノベーションの推進につながることを期待

概要

　山形大学は、令和7（2025）年4月に大学院理工学研究科数理情報システム専攻（仮称）を設置し、情報科学や数理・データサイエンスの深い専門知識を修得し、リアル空間とサイバー空間の融合領域技術を活用した社会課題の解決をリードする人材としての高度情報専門人材を養成することとしている。
　そこで、山形県内において情報関連技術の利用促進・水準向上並びに人材の育成、普及啓発で実績のある一般社団法人山形県産業情報協会と連携協定を締結することにより、社会課題と結びついた実践的な教育研究の実施が可能となり、大学院修了後、即戦力としての学生の活躍が期待できる。
　また、山形県内の企業・自治体向けの社会人教育にも連携して取り組むことにより、地域のDX化推進に貢献できる。

　詳しくはこちら（リリースペーパー）をご覧ください。

協定の内容

協定の名称：　一般社団法人山形県情報産業協会と国立大学法人山形大学とのデジタルイノベーションに関する連携協定書
締結年月日：　令和6（2024）年3月7日
期　　　間：　令和7（2025）年3月6日まで（更新あり）
目　　　的：　山形県情報産業協会及び山形大学が相互の連携と協力により、それぞれが有する人的・物的・知的資源を有効に活用して、地域のデジタルイノベーションを推進すること
連携内容：　　(1)　実務家教員の派遣に関すること
　　　　　　　(2)　インターンシップの受入れに関すること
　　　　　　　(3)　社会人教育に関すること
　　　　　　　(4)　共同研究の推進に関すること
　　　　　　　(5)　地域のデジタルイノベーション推進に関すること
　　　　　 　  (6)　その他、双方が協議の上、同意した取組みに関すること

設置予定の専攻

専攻名称：　大学院理工学研究科 博士前期課程 数理情報システム専攻（仮称）
設置時期：　令和7（2025）年4月
入学定員：　88名
設置場所：　米沢キャンパス（山形県米沢市）及び小白川キャンパス（山形県山形市）　　

　この取組みを通じて、本学における人文・社会科学から自然科学まで多様な研究者が有する学術研究や技術を、研究シーズとして可視化させ公開することで、学内だけでなく、他の研究機関や自治体、企業等との連携を促進し、学術研究の進展や社会課題の解決、イノベーションの創出に寄与することが期待されます。

• 
• シェア
• 送る