ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2024年09月 > 学長定例記者会見を開催しました(9/5) > 社会人向け「地域防災力向上セミナー」Vol.2を開講します ~市指定避難所である小白川キャンパス内で炊き出し体験を開催~
掲載日:2024.09.05
近年、災害が激甚化し、その頻度も高まりつつあるなか、地域住民の自助・共助による防災活動がより一層もとめられています。山形大学エクステンションサービス推進本部と災害環境科学研究ユニットでは、地域の防災力向上を目的とした社会人向けセミナーを開講します。オンデマンド講座で専門性に基づく最先端の災害発生メカニズムや防災の心構え、加工食品の活用についての理解を深めた後、体験型の炊き出し体験・避難所についてのワークショップを行うことで、実践的な地域防災力の構築を目指します。地域の防災について、山形大学で一緒に考えてみませんか。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
講座の構成 ※詳細はチラシおよびホームページでご確認ください。
[オンライン]2024年11月配信予定
<第1回> 地震と震災〜現象としての地震・災害としての地震〜
講師|石瀬素子 講師(理学部 主担当/専門 地震学)
<第2回> 山形県の活断層と地震活動
<第3回> 山形県の水害・土砂災害
講師|本山功教授(理学部 主担当/専門 地質学・古生物学)
<第4回> 歴史から学ぶ山形の災害における「食」
講師|石黒志保 講師(人文社会科学部 主担当/専門 歴史学)
<第5回> 被災路の食生活の現状と課題
講師|石垣和恵 教授(地域教育文化学部 主担当/専門 家庭科教育学)
[ワークショップ]
当日集合場所:山形大学小白川キャンパス共育・共創未来センター
◇被災生活と避難所
講師|熊谷誠 講師(地域教育文化学部 主担当/専門 地理学、社会安全システム科学、防災教育)
◇炊き出し訓練
講師|石垣和恵教授・熊谷誠 講師
【受講者の方への注意事項】
・炊き出しカマドやテントなど、重い物を運搬するなどの実際に避難所の設営準備に関わる作業を行います。ご体調などは、各自でご判断ください。
・大鍋料理(村山風いも煮を予定しています)を行いますので、エプロンの着用や汚れても良い服装でお越しください。
・食物アレルギーなどある方は、事前にお申し出ください。
受講いただきたい対象
・防災・減災に関心がある市民の方
・自治会などの避難所運営担当者の方
・山形県防災士養成研修講座受講者ならびに修了者の方
講座の概要 ※詳細はチラシおよびホームページでご確認ください。
[日時・期間] 2024年11月1日(金)からオンデマンド講座を配信予定です
2024年11月30日(土)にワークショップを開催します
[受講料] 5,000円(オンデマンド講座・ワークショップ材料費込み)
*支払い手数料は別途、ご負担ください。
[対象] 一般(高校生以上)
[定員] 20名
[詳細・申込]https://yex.kj.yamagata-u.ac.jp/-vol2.html
【主催】 山形大学エクステンションサービス推進本部
山形大学災害環境科学研究ユニット
【後援】 山形県
山形市
【協力】 一般社団法人 日本即席食品工業協会
エクステンションサービス推進本部について
地域社会のニーズに基づき、大学の幅広い知見を生かした地域社会のための教育を一元的に提供する新組織として、2020年8月1日に発足。社会人のスキルアップや、人生100年時代に需要が高まる生涯教育など、各世代が求める学びの機会をオーダーメイド教育プログラムとして提供していくことを目的としています。
本学が保有する様々な領域の知見を活用し、社会人向けオリジナル講座「エクステンションぷらす」や、全40コマのオンライン講座「多文化共生スキルアップ講座」などを企画してきました。
■山形大学エクステンションサービス推進本部HP https://yex.kj.yamagata-u.ac.jp
山形大学災害環境科学研究ユニットについて
山形大学認定研究所として2021年3月1日に開所。山形県全域の自然災害・自然環境をテーマにした複数の専門分野にまたがる認定研究所は本学初です。山形県には、日本百名山にも名を連ねる数々の名峰、日本三大急流の一つ・最上川、奇岩に建立された名勝・立石寺など、自然の魅力に溢れています。一方で、近年では山形県沖地震や豪雨による最上川氾濫が発生し、今後も風水害、火山噴火、内陸直下型地震、日本海の津波など安全を脅かす種も尽きません。同ユニットでは、山形県の自然災害と自然環境の特性を探究し、高度な知識と防災に資する情報を地域へ発信するための拠点を形成していきます。
■山形大学災害環境科学研究ユニットHP https://yu-rcned.amebaownd.com/