ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2024年11月 > 学長定例記者会見を開催しました(11/7) > 「文字!もじ!モジ!~文字とはなにものぞ~」 ~文字はもじでもモジではない!文字から日本文化の特性について考える企画展~
掲載日:2024.11.07
一昨年度より、大河ドラマや漫画・アニメーションで注目を集める人物に焦点を当て、関連する古文書を紹介してきました。今年度は大河ドラマに「源氏物語」が取り上げられたことから、「ひらがな」や「女性の文字」に着目し、中条家文書より女性の書いた文書3点を展示します。また、当館館長所蔵のひらがな文書、信仰にかかわる文字の掛け軸など6点を併せて展示します。
鎌倉時代から江戸時代までひらがなやカタカナが社会の中でどう使われていたか、文字が読めない人々に文字がどう見えていたかなど、「文字とはなにか」を考えることを目的とした企画展です。
詳しくは、こちら(リリースペーパー)をご覧ください。
山形大学が所蔵する「中条家文書」は、昭和47年(1972)に中条敦氏により本学に譲与され、平成4年(1992)にはそのうちの233通が重要文化財に指定されました。
中条氏は相模国三浦半島の有力者、和田一族を出自としています。鎌倉時代から連綿と続く名族であり、中条家に伝来した文書群は中世越後国の戦乱や土地支配・一族の相克を映し出す貴重な史料群となっています。
一昨年度より、大河ドラマや漫画・アニメーションで注目を集める人物に焦点を当て、関連する古文書を紹介してきました。今年度は大河ドラマに「源氏物語」が取り上げられたことから、「ひらがな」や「女性の文字」に着目し、同家文書より女性の書いた文書3点を展示します。また、当館館長所蔵のひらがな文書、信仰にかかわる文字の掛け軸など6点を併せて展示します。
写真の「津村尼譲状」は和田宗実(和田義盛弟)の娘が所領を息子に譲り渡すことを記した文書です。鎌倉時代の女性のひらがな文字であり、珍しい女性の花押があります。当時、女性が夫の死後も一族と所領を取り仕切っていた姿を知ることができる貴重な資料です。
●展示解説会&歴史の集い
講 師:大喜直彦(山形大学学術研究院教授 地域教育文化学部担当)
日 時:11月16日(土)13時30分~15時00分
定 員:15名(先着順)
申込方法:下記フォームかお電話(023-628-4930)にて受付
https://forms.office.com/r/w09HTiMCRm
●ギャラリートーク
講 師:大喜直彦(山形大学学術研究院教授 地域教育文化学部担当)
日 時:11月12日(火)、12月3日(火)18時00分~18時30分
対 面:申込不要・定員なし
オンライン(Zoom):下記のアドレス、IDよりお入りください
https://zoom.us/j/92998279251?pwd=t23Da2Yamwyu50sfquvCSVAffwDKVV.1
≪ミーティング ID:929 9827 9251≫
≪パスコード:659525≫