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社会共創デジタル学環 アトリエ完成披露式 解体予定の西山形小学校旧校舎から大学へ――再利用で生まれ変わる学びの空間

掲載日:2024.12.05

本件のポイント

  • 令和6年12月18日(水)に、社会共創デジタル学環のアトリエ(演習室)の完成披露式を開催する。
  • 新設する共創アトリエ(演習室)などの学環教育スペースに、学校施設  として役割を終えた西山形小学校旧校舎の備品を移設・再利用する。この 取り組みは、資源の有効活用を図るだけでなく、地域にとっての貴重な思 い出を未来へつなぐ新たな試みである。
  • 旧校舎の解体後も、デジタルアーカイブにより建物や教室の様子を画像 やVR(仮想現実)で再現。地域住民や同窓生たちが自由に閲覧できる状 態とすることで、地域の記憶を保存し、世代を超えたコミュニケーション のきっかけを提供する。

概要

 令和7年度に開設する社会共創デジタル学環は、アントレプレナーシップとデジタルソリューションの学びを軸に、学際的な専門知識と論理的思考力(学際的思考力)を身に付けたうえで、実践的な演習と研究カリキュラムにより課題解決型の実践人材を養成する。
 今回、学環の演習スペース(共創アトリエ)の改装工事が終了し、完成披露式を開催する。このスペースの特徴は、学生が変革する地域を少しでも感じられるよう、地域の学校施設として役割を終えた西山形小学校旧校舎の備品を移設・再利用することである。次年度に迎える第一期生は、株式会社多田木工製作所の協力のもと、旧校舎の一部の備品を用いた利活用の方法について学び、新たな価値創造を目指す。この取り組みは、資源の有効活用を図るだけでなく、地域にとっての貴重な思い出を未来へつなぐ新たな試みである。
 このアトリエは小白川キャンパスの中心に位置し、学生や地域の方に開かれたスペースとして、セミナー、講演会、講習会などが開催できる学びの空間とし、地域と大学をシームレスに繋ぐ。
さらに、西山形小学校旧校舎の解体後も、山形大学の学生サークル「まちの記憶を残し隊」が制作したデジタルアーカイブにより建物や教室の様子を画像やVR(仮想現実)で再現。地域住民や同窓生たちが自由に閲覧できる状態とすることで、地域の記憶を保存し、世代を超えたコミュニケーションのきっかけを提供する。

 詳しくは、こちら(リリースペーパー)をご覧ください。

社会共創デジタル学環 アトリエ完成披露式

日   時: 令和6年12月18日(水) 16:00~16:30(予定)
場   所: 国立大学法人山形大学小白川キャンパス基盤教育3号館社会共創デジタル学環共創アトリエ
出席予定者: 玉手 英利(山形大学長)、佐藤 孝弘(山形市長)、阿部 恵(株式会社多田木工製作所取締役
会長)、出口 毅(山形大学理事)、大西 彰正(山形大学小白川キャンパス長)、渡邉 信晃(山
形大学学部等連係課程実施基本組織設置準備室長)、小幡 圭祐(まちの記憶を残し隊最高顧問)
内   容:
      1 開会の辞
      2 代表挨拶
      3 挨拶・祝辞
      4 記念撮影
      5 内覧会及びアーカイブデモ
      6 閉会の辞

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