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山形大学における新たな教育学部の構想(変更)~地域のイノベーション人材を育てられる教員の養成~

掲載日:2025.01.16

本件のポイント

  • 令和8年4月から、今後の地域の社会経済等を担う人材を育成できる教員の養成、当面の間の高い教員需要への対応、子供の多様な課題に対応できる教員の養成に向けて、地域教育文化学部を教育学部に改組する構想を検討中
  • 昨今の教員需要の高まり、現代的課題への対応のため、構想の見直しを実施

概要

 山形大学は、山形県をはじめ、教育関係諸団体との意見交換を重ね、地域の社会経済の変化・人口減少、子供の多様な課題に対応できる教員養成の必要性、高い教員採用者数への対応、社会に開かれた教育課程・学校教育と地域との協働の推進等に対応するため、令和8年度(2026年度)から地域教育文化学部を教員養成に特化した教育学部へ改組する構想を検討し、令和6年10月31日付けで公表しました。
 その後、文部科学省との協議を踏まえ、昨今の教員需要の更なる高まり、現代的な課題に対応できる教員を養成するため、構想の見直し・具体化を行いました。現在の高校生・保護者の皆様には進路選択で影響が大きいものと考え、今般、各コースの組織とそれぞれ予定する入学定員を含めた変更後の構想を公表いたします。

詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

設置構想(予定)

教育組織名及び入学定員:

変更前(2024.10.31時点)
○教育学部 165名
 ◇学校教育教員養成課程 120名
  ・小学校教員養成コース
  ・中学校教員養成コース
  ・小中 理数系教員養成コース
 ◇地域教育共創課程(仮称 )  45名
  ・臨床心理の学修のコース
  ・スポーツや食の学修のコース
○人文社会科学部 280名
○理学部 200名

変更後(最新)
○教育学部 145名
 ◇学校教育教員養成課程 145名
  ・小学校教員養成コース (60名)
  ・中学校教員養成コース (45名)
  ・理数系教員養成コース (25名)
  ・心理支援系教員養成コース( 15名)
○人文社会科学部 290名
○理学部 210名

変更内容・理由

・昨今の教員需要の更なる高まりに対応するため、教員養成に特化した課程の入学定員を120名から145名へ増
・児童生徒の心の問題に対して的確に対応できる教員を養成するため「心理支援系教員養成コース」を新設

取得可能な免許

・幼稚園教諭一種免許状
・小学校教諭一種免許状
・中学校教諭一種免許状(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、英語)
・高等学校教諭一種免許状(国語、地理歴史、数学、理科、音楽、美術、保健体育、英語)
※上記に加え、高等学校教諭一種免許状(公民、情報)の開設を目指す。
・特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者、肢体不自由者、病弱者)

※上記設置構想は、文部科学省と協議中のものであり未確定です。今後さらに協議を重ねて具体化を図り、来年度に文部科学省 大学設置・学校法人審議会の審査を受ける予定です。
構想は審査結果によって確定するものであり、変更の可能性があります。

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