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【学生チャレンジプロジェクト】 舟形町の野菜を用いた学食提供について ~舟形満腹プロジェクトで地域を元気に~

掲載日:2025.01.16

本件のポイント

  • 今回「山形大学学生チャレンジプロジェクト」を利用し、山形県舟形町産の野菜を用いて令和7年1月20日(月)から22日(水)の期間、山形大学厚生会館食堂のご協力を得て定食を提供する。
  • 舟形町堀内地区堀内ファーム様のご協力で、舟形町産の米や野菜、舟形の伝承野菜である西又かぶなどを使用した日替わり定食を3日間提供する。
  • この学食を通じて山形大学生に舟形町へ興味を持ってもらい、地域交流や地域課題に関心をもってもらいたいと考えている。

概要

 私たちは山形大学の基盤共通教育、基幹科目「フィールドラーニング─共生の森もがみ」の講義を受講した1年生を中心とした有志で結成したプロジェクトである。講義を通じて少子高齢化や人口減少などによる農業従事者や担い手の減少という舟形町の抱える農業課題に直面した。その課題解決のための一案として「山形大学学生チャレンジプロジェクト」を活用し、山形県舟形町の野菜を用いて令和7年1月に山形大学厚生会館食堂で定食を提供することとなった。このプロジェクトの目的として、学食利用を通して山形大学生に舟形町へ興味を持ってもらい、地域交流や地域課題などにも関心をもってもらうことを挙げる。
 予定では舟形町で生産された米や旬の野菜を用いて、安価でたくさん食べることができる日替わりの学食を、数量限定で3日間限定販売をする。その際メニューを食べた人にアンケート調査を行い、料理の満足度や舟形町の認識についてデータを集計・分析し、その結果を令和6年度学生主体型授業「合同成果発表コンテスト」にて発表する。また、学食での定食提供のほかに、ポスターの掲示や舟形町堀内地区の紹介チラシの配布を行い、より多くの人が舟形町を知るきっかけを作ろうと考えている。

詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

 

背景

・山形大学の基盤共通教育、基幹科目「フィールドラーニング─共生の森もがみ」を通して舟形町の抱える農業課題に直面した。
・舟形町では少子高齢化や都市部への人口流出などの理由で農業従事者や担い手の数が減少し、舟形の伝承野菜の存続が厳しく、一度失ってしまった。
・今は堀内地区の堀内ファームにて伝承野菜の生育を行っているが、担い手がいなければこのまま伝承野菜がなくなってしまう。
・講義から派生したプロジェクトとして、舟形町堀内地区堀内ファーム様、山形大学厚生会館食堂様と連携してこの活動を実施する。

今後の展望

・学食での提供によって得られたデータを活用して地域課題解決の糸口を探る。
・今回の活動によって得られた結果を令和6年度学生主体型授業「合同成果発表コンテスト」にて発表する予定である。

用語解説

1.伝承野菜(最上伝承野菜)
・最上地域特有で概ね昭和20年以前から存在していた野菜・豆類であり、現在も最上地域で栽培され、自家採種している野菜のことを指す。

山形大学学生チャレンジプロジェクトとは

 学生が主体的に活動し,大学や地域との関わりを深める魅力的な企画を募集し,採択された企画に,予算の範囲内で大学が支援を行うプロジェクトです。

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