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文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」に採択

掲載日:2025.02.03

 山形大学は、文部科学省の令和6年度「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に提案を行い、このたび採択されました。
 本事業は、地域の中核大学や研究の特定分野に強みを持つ大学が、その強みや特色のある研究力を核とした戦略的経営の下、研究力強化を図る環境整備を支援することにより、国際卓越研究大学とともに我が国全体の研究力の発展を牽引する研究大学群の形成を推進することを目的としています。
 令和6年度は、国公私立合わせて65大学の申請があり、その中から13大学が採択されました。これにより、令和5年度に採択された12大学と合わせ、全国で25大学がこの事業の対象となります。
 本学は、本事業の採択に加え、令和4年度「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」にも採択されています。これら両事業の相乗効果により、地域中核・特色ある研究大学としてさらなる発展を目指します。

詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

 

構想名(10年後大学ビジョン)

地域と共創し、持続的な革新技術をもたらす研究大学
~サステナブル社会の実現と南東北の地域創生に貢献~

提案大学 国立大学法人山形大学
参画機関 国立大学法人東北大学・公立大学法人会津大学・国立大学法人福島大学・公立大学法人宮城大学
事業期間 令和7年度~令和11年度(5年間)
交付予定額 総額55億円
実施内容

 本事業は「サステナブルエレクトロニクス」(電子デバイス等の設計、製造、使用、廃棄の全過程で環境負荷を抑え、資源効率向上とリサイクル促進)を核に、イノベーション創出とサステナビリティ実現を推進し、社会変革と南東北の地域創生に貢献します。学術基盤を充実させ研究の多様性と卓越性を高め、社会実装や新事業創出の強化、グローバル・ローカルで活躍する人材の育成に取り組みます。
 具体的には、「世界展開」と「地域展開」の両面からアプローチし、世界と地域をつなぐハブとしての機能を強化します。世界展開では、蘭・ホルストセンターや独・ザクセン州等の海外の研究機関と連携し、基礎研究から製造プロセスまでを一貫して推進します。得られた成果や試作品を南東北および世界に発信し、グローバルな課題解決に貢献します。地域展開では、南東北の主要産業である電子部品・デバイス業界と連携し、地域産業を強化します。開発した有機センサーを「食・農・環境」「医療・介護」分野で活用し、地域ニーズに応じた成果を実用化します。これらにより、南東北の社会変革と持続可能な地域創生を推進します。
 本事業の目標達成に向け、持続的な大学経営基盤を強化し、世界と地域を結ぶイノベーション拠点として、「つなぐちから。山形大学」を強化します。

参考リンク

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