ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2025年04月 > 学長定例記者会見を開催しました(4/10) > 「山形大学教育改革グランドデザイン2030」を策定
掲載日:2025.04.10
山形大学は、6学部1学環・6研究科を有する総合大学で、1949年の新制国立大学設置以来、地域に貢献しながら優れた人材を輩出してきました。「地域創生」「次世代形成」「多文化共生」の3つを使命とし、2022年度には「つなぐちから。山形大学」を将来ビジョンとして掲げ、地域と共に発展する大学を目指しています。
現在、日本の高等教育は転換期を迎えており、急速な少子化等を踏まえた高等教育全体の規模の適正化とアクセス確保、教育研究の質の向上による知の総和の拡大が求められています。特に東北地方・山形県では人口減少が深刻であり、少子高齢化、生産年齢人口の減少、若年層の流出などの課題に対応するため、社会経済体制の変革が必要となっています。
本学は、3つの戦略的重点領域を設定するとともに、本学でしか実現できない魅力的な学位プログラムの創出を目指す“教育の質改革”と、教育研究を実施・支援する組織運営体制の強化を目指す“教育推進の経営改革”を一体的に推進するため、「山形大学教育改革グランドデザイン2030~つなぐちから、ひろがるミライ~」を策定しました。グランドデザインでは、41項目のアクションプランを定め、実現に向けて改革に取り組みます。2030年を目処に、大学と地域における「知」「人」「資源」の好循環を生み出し、人口減少・経済縮小の時代を乗り越える、強靭で持続可能な大学への転換を目指します。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
① 山形で学び、世界へ:大学独自の学問と教育の深化
② 「地方」から未来を創る:地方課題解決型の実践的教育の推進
③ 山形・東北とともに歩む:地域の未来を支える学問と人材育成
① 教育組織の再編(3項目)
② 学位プログラムの再編(8項目)
③ 教育推進・質保証(3項目)
④ 入試・学生支援(7項目)
⑤ 組織・人事制度(6項目)
⑥ 会計制度・情報発信(4項目)
⑦ 教育を支える基盤(7項目)
⑧ 教育環境(3項目) ※詳細はグランドデザイン本文・説明資料をご参照ください。
本グランドデザインにより、地域との共創を通じた人材育成を推進し、地域における社会経済体制の変革を支える人材を輩出するとともに、大学と地域の持続的発展に寄与することが期待されます。
企画・戦略室
TEL 023-628-4190