ホーム > 新着情報:プレスリリース > 2025年04月 > 学長定例記者会見を開催しました(4/10) > 朝活応援プロジェクト100の実施について
掲載日:2025.04.10
1)学⽣への効果
・経済的な⽀援となり、⾷費の負担が軽減。
・朝⾷を摂る習慣がつき、⽣活リズムが整うことにより、⼼⾝の健康の向上、授業への集中⼒の向上が期待できる。
・学⽣間の交流の場としての役割を果たし、⼤学⽣活の満⾜度が向上。
2)⼤学への効果
・朝早くから⼤学に⾜を運ぶ学⽣が増え、授業出席率や図書館の利⽤率の向上が期待される。
・他⼤学との差異化要因となり、魅⼒的なキャンパス環境を提供できる。
近年,学⽣を取り巻く経済的状況は厳しさを増している。とくに,米や野菜といった⾷料をはじめとする物価上昇は学⽣⽣活に直接影響を及ぼしており,これまで以上に学生への⽀援が必要な状況である。
また,多くの学⽣が朝⾷を摂らずに⽣活している現状が⾒られ,2022年の「⼤学⽣⾷⽣活実態調査」によると,全国の⼤学⽣の約40%が朝⾷を摂る習慣がない。⼤学⽣の朝⾷⽋⾷習慣は,⽣活リズムの乱れと関連し,⼼⾝の健康に悪影響を与え,学業成績や集中⼒の低下といった問題も懸念されることから,規則的な⽣活リズムを確⽴すること,それにより健康的で充実した学⽣⽣活の基盤を築いてもらうことが⼤学としての重要な課題である。そこで,安価に朝食(白米,みそ汁,魚,小鉢)を提供することにより栄養を摂ってもらうと同時に,朝食で規則的な生活リズムを確率してもらうことを目的に,「朝活応援プロジェクト100」を企画した(「100」は100円を表している)。
全国的に「100円朝⾷」を導⼊する⼤学は増えており,⽴命館⼤学の調査によると「100円朝⾷」を利⽤することで朝⾷摂取率の向上,図書館の利用率の向上(勉学意欲の向上),⽣活リズムの改善に貢献していることが確認されている。本企画では,これらの成功例を参考にしながら,本学の学⽣が経済的不安や心身の健康の不安から解放されて,より活き活きと学生生活を送れるように支援することを目指す。
さらに,今回は山形大学基金からの支援により期間限定で開催するが,学生の利用状況やニーズを見て,今後は地域社会(地域企業など)とも連携して展開していきたい。
詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。
提供場所:⼤学⽣協⾷堂テール
提供時間:平⽇午前8時〜8時30分
提供⽅法:⾷数限定150食,100円で朝⾷を提供(150食を超えた分はパン等を100円で提供予定)
実施期間:4⽉17⽇(⽊)〜5⽉9⽇(⾦)の平⽇のみ14⽇間
今回は小白川キャンパスの令和7年度新入生を対象として実施するが,山形大学全キャンパスの学生対象に広げていくことを目標としている。※当日,学生証を提示してもらいます。