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キャンパスから

(No. 30:2024年1月10日)

                     山形大学学長表彰第1回表彰式の挙行

 先月(2023年12月)13日(水)、教育研究評議会に先立ち「山形大学学長表彰」の表彰式が執り行われた。昨年3月に制定された「山形大学学長表彰実施規程」に基づき、第1回目となる今年度の選考の結果、5名の個人と1つの団体が表彰の栄誉を受けた。

 学長表彰の対象となるのは、教育・学生支援、研究・産学連携、国際化・社会共創、医療、大学経営などの活動において、顕著な功績を挙げた役員・教職員の個人もしくは団体である。候補者を推薦できるのは、役員、法人・大学部局長、事務部長、その他学長が認めた者である。推薦された方々の中から役員会の議を経て、学長が最終的に表彰者を決定した。

 今年度の表彰者は、大学院有機材料システム研究科の城戸淳二教授、教育推進機構の浅野茂教授、理学部の栗山恭直教授、学士課程基盤教育院の内海由美子教授、医学部附属病院検査部・感染制御部森兼啓太部長、および、新型コロナワクチン接種チームである。皆さんそれぞれ、素晴らしい功績を挙げられた方々である。

 表彰式は小白川キャンパスの法人本部棟3階の第1会議室で行われた。続いて行われる教育研究評議会と同様に、各キャンパスにZoom配信された。式では、表彰者の功績内容が紹介された後、学長からお一人ずつ賞状と副賞が渡された。表彰された方々(新型コロナワクチン接種チームは代表として蜂谷修医学部附属病院感染制御部副部長)からお一人ずつ受賞の言葉が述べられた。表彰式の様子は、既に本学のウェブサイトに掲載されているので参考にされたい(末尾にURL)。

 これまで本学は「国立大学法人山形大学職員表彰規程」により、職員表彰ができることになっていたが、「学会等においてその研究業績が高く評価され学術賞を受賞した場合又は国内外アカデミー会員となった場合」とあり、他の組織における評価が先にあって、本学がこれを理由に表彰するという建て付けになっていた。もちろん、準ずる功績があった場合も表彰できるのだが、後追い感はぬぐえず、本学の自発的な表彰事業とはなっていない。また、この規程に基づく職員の表彰は、ここ20年間行われていない状態でもあった。

 山形大学学長表彰は、上記のようなことを背景に、本学構成員の功績を広くかつ積極的に見出し、学長名で表彰することによって、構成員の活動意欲(モチベーション)の向上に資することを目的としたものである。この表彰事業が、本学構成員の活動をよりいっそう活発化させ、そしてエンカレッジするものとなることを期待したい。

【2023年12月13日に挙行された学長表彰表彰式を伝えるURL】
https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/info/202312181/