農学部

360°拡がる農学のフィールド。
食料・生命・環境の課題解決に挑戦。

 21世紀の最も大きな課題は地球規模での食料、環境、エネルギー問題と言われる中、食料不足、資源の枯渇、環境の破壊、生物多様性の減少、地球温暖化など、農学に関するより複雑で多面的かつ大規模化している諸問題に対し、細分化した知識や技能の修得だけでなく、「広義の農学」に含まれる食料・生命・環境に関する多面的な諸課題を理解し、複眼的で総合的な判断力やバランス感覚を有する人材を育てることを目標としています。

豊かな自然と食と農の文化に恵まれた環境で
地域が抱える課題を身近な現場の
フィールドで学ぶ。

 農学部が位置する山形県庄内地方は、出羽三山、鳥海山、日本有数の穀倉地帯庄内平野、日本海など、山・平野・海に囲まれています。豊かな自然環境に恵まれ、特色ある農林業や食文化が受け継がれてきた地域です。水稲のほか、枝豆(だだちゃ豆)・メロン等をはじめとした多彩な食材の産地でもあり、農学部がある鶴岡市は日本で唯一ユネスコから食文化創造都市の認定を受けています。
 本学部では、地域の特色を最大限に活かしてフィールドワークと実験を重視した教育と研究を行っています。地域が抱える課題を身近な現場のフィールドで学ぶことができることが大きな特徴の一つです。豊かな自然と食と農の文化に恵まれた環境の下で、総合科学である「農学」を学んでみませんか?

学部紹介動画

360度施設紹介

キャンパスツアー

やまがたフィールド科学センター紹介

農学部の3つのコース

アグリサイエンスコース

安全な農畜産物の持続的生産・管理を
担える人材を育成。

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環境を保全しながら、安全な農畜産物の生産を維持していくために、自然科学と社会科学の両面から、フィールド科学重視の学習を通じて、人や家畜、環境に優しい安全な農畜産物を安定的に生産するための専門的な知識や実践的な技術、農業経営やコミュニティビジネスの発展方策や地域活性化手法、食の安全を担保するフードシステムや循環型社会システム構築に関する理論や方策なども幅広く学びます。

主な授業科目

園芸学の基礎/畜産学/食料生産経営学/農業政策と地域振興 など

どんな授業があるか、もっと知りたい人はシラバスサイトへ

各教員の紹介はこちら

とじる

バイオサイエンスコース

生命科学に関わる現場で
活躍できる人材を育成。

詳しく見る

身の回りに存在する植物や高等動物、微生物などの多様な生物、及び食品や土壌などを対象とした教育・研究を行っています。生物がもつ生理機能の遺伝子やタンパク質、代謝物レベルでの解明と高度化利用、薬用植物や微生物、食品などに含まれる有用物質の探索、作物の進化や品種の多様性・類縁関係を究明するために、有機化学、生化学、分子生物学、動物栄養生理学、植物栄養生理学、微生物学、食品科学などについて基礎から応用まで広範囲の領域を学びます。

主な授業科目

基礎有機化学/基礎動物生理学/基礎植物栄養生理学/基礎生化学 など

どんな授業があるか、もっと知りたい人はシラバスサイトへ

各教員の紹介はこちら

とじる

エコサイエンスコース

持続可能な自然環境の保全・利用に
取り組む人材を育成。

詳しく見る

農林業の基盤となる自然環境や生態系のメカニズム、機能を理解し、それらが生み出す恵みを享受しながら、将来にわたり持続可能な形で保全、利用、管理するための理論や技術を学びます。庄内地方の恵まれた自然的・地理的条件を最大限に活かしながら、山岳から奥山、里山、河川、都市、農村、海岸までの多様な自然と社会を対象に、フィールドワークを重視した教育を受けられます。

主な授業科目

森林資源利用学/水理学/水文学/森林生態管理学 など

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各教員の紹介はこちら

とじる

履修プログラム紹介

基幹プログラム

サイエンスを追求しながら、アグリ、バイオ、エコの各コースについて、それぞれの課題を解
決するためのより高度な理論や技術を学びます。

【主な授業科目】
アグリサイエンスコース:食料生産科学専門実験実習II、食料生産研究準備演習、食料生産
研究演習I・II
バイオサイエンスコース:バイオサイエンス研究演習Ⅰ・Ⅱ、バイオサイエンス英語演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、
バイオサイエンスコース実験Ⅲ
エコサイエンスコース:エコサイエンス研究演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

国際展開プログラム

各コースの基礎・専門教育に加え、外国人留学生・研究者との交流を含めた演習、海外実習などを通じて、語学力の向上を目指すとともに、異文化理解、多文化共生社会への対応等、グローバル化の進む社会に必要な国際的感覚を身につけます。

【主な授業科目】
国際展開プログラム概論Ⅰ・Ⅱ、国際理解Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、グローバル食農環境論、国際展開プログラム演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、国際農業演習、英語コミュニケーション演習Ⅰ・Ⅱ、Intensive Scientific Communication Courseなどがあります。

地域創生プログラム

食や農を核とした地域振興のニーズにこたえるべく、地域の活性化とその好循環の維持を実現するための地域社会をマネジメントする方法を学びます。

【主な授業科目】
地域創生論Ⅱ、地域創生プログラム実習、食と農のビジネス論(社会人とともに学びます)、さらに学科やコースの共通科目の中で地方創生に関わる科目を選択履修します。

研究室紹介動画

生産機械研究室

バイオマス資源学研究室

生物有機化学研究室

研究内容紹介PDF

食農環境政策・経済学分野

果樹園芸学研究室

バイオマス資源学研究室

作物育種学研究室

野菜園芸学研究室

植物栄養学・土壌学分野

食品創製科学

生物有機化学分野

森づくり論研究室

池田研究室

山形大学の雰囲気を体験しよう!

詳しくは農学部サイトヘ