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有機材料システム事業創出センター開所記念式典を行いました(6/1)

掲載日:2018.06.01

山形大学が米沢市などと共同提案し、文部科学省の地域科学技術実証拠点整備事業として平成29年7月から整備を進めてきた「有機材料システム事業創出センター」が米沢オフィスアルカディアに完成し、平成30年6月1日に開所記念式典を行いました。

記念式典で小山清人学長は、約400年もの間、ほとんど人口が変化していない米沢市の歴史を振り返り、時代の流れの中で次々と産業創出があったことを紹介。今後の事業創出を担うこの有機材料システム事業創出センターが発展することで地域を活性化させていきたいと意気込みを述べました。

来賓の文部科学省産業連携・地域支援課の西條正明課長は、祝辞で、「地域で生まれた研究開発成果の地域による事業化、その実現による地域の雇用創出と経済活性を期待する」と述べられました。山形県知事、米沢市長、県立米沢栄養大学学長からも、それぞれ祝辞をいただき、本センターから生まれる新しい技術を地域の発展につなげていくことへの大きな期待が寄せられました。式典には自治体、企業、大学関係者など約150人が出席。内覧会では、設置した3Dプリンタなど装置の紹介や、入居している企業の製品紹介等も行われました。

【有機材料システム事業創出センター概要】
1階建、約1200平方メートル。センサーシステムなど医療健康分野の設備、3Dプリンタなど機械金属ものづくり分野の設備、常温特殊乾燥機など食品・6次産業化分野の設備を連携企業と共同で利用する。山形大学、山形県、山形県産業技術振興機構、米沢市、米沢栄養大学の5者による共同提案「有機材料システムの事業化加速と山形米沢モデルによる地域活性化」事業(平成28年度文部科学省の「地域科学技術実証拠点整備事業」に採択)に基づき平成29年7月から整備を行ってきたもの。総事業費は8億円。センターの管理・運営は山形大学と米沢市が共同で行う。

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