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花笠サークル「四面楚歌」がイタリアで日本文化を発信

掲載日:2019.12.19

 山形大学の花笠サークル「四面楚歌」が、イタリアで開催の日本文化紹介イベント「フェスティバル・ジャポネーゼ」(11月15日〜17日)で花笠踊りを披露しました。佐藤雅士さんと佐久間春奈さん(どちらも人文学部4年)が中心になり、現地で日本・山形の文化を発信しました。

 フェスティバルを主催する日伊友好協会LAILAC(ライラック)は、イタリアでの日本文化普及に向けて舞踊や料理、書道など様々な活動に取り組んでいる団体。第21回目を迎えた今年のフェスティバルのプログラムの一つとして花笠踊りに強い関心を寄せていただき、四面楚歌とのコラボが実現しました。

 本番にむけた準備が始まったのは、今年2月。佐藤さんと佐久間さんは約10日間の滞在で、現地イタリア人を中心とした協会メンバーに踊りを指導しました。最終指導の期間として、10月に佐藤さんが再びイタリア入り。卒業研究のテーマであるヨーロッパ美術史の現地調査に臨みながら、踊りの指導を重ねてきました。後に佐久間さんも合流し、無事本番で花笠踊りを披露。3日間で3,500人が来場したフェスティバルで、花笠踊りの魅力を存分に伝え切りました。

 約2ヶ月の滞在を終え帰国した佐藤さんは、「踊りの披露だけでなく、準備期間も通じて花笠をより身近に感じてもらえていたら嬉しい。世界で活動する皆さんとできた繋がりが、後輩たちの今後の手助けになれば」と話しました。国内にとどまらず、世界を舞台に活動する四面楚歌。文化発信と継承の最前線で躍動する学生たちの成長に、今後もご注目ください!

(写真提供:Filippo Arnetoli さん)

今回のトピックを「ひととひと」でも紹介しています! 

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