掲載日：2021.08.02

本学の学生から複数の新型コロナウイルス感染者が続けて発生しました。感染者はいずれも課外活動後に、複数名による長時間の飲食をともなう会合に参加しています。感染した学生全員の早期の回復をお祈りするとともに、自覚ある行動を強く求めます。

今回の感染は、課外活動又はその後の集団行動によって発生したと考えられ、キャンパスを越えて活動しているサークルもあることから、これ以上の感染者を出さないための緊急措置として、全キャンパスで、課外活動を全面的に禁止します。また、小白川キャンパスでは、学生の入構を禁止し、授業をオンラインで行います。対面授業の再開は、改めてお知らせします。
（小白川キャンパスで授業を受講している皆さんへ）

本学はこれまで、学生と教職員の懸命の努力により、学内での感染拡大を阻止してきました。しかしながら、感染者が激増している第5波では、少しの気の緩みが全学的な感染の拡大をもたらします。あらためて皆さんにお願いします。これまで以上に厳しく自己管理を徹底し、日常生活でも感染リスクを高める行動をしないようにしてください。また、自分だけでなく周囲の人たちにも積極的に働きかけて、協力して感染防止の行動をしてください。
（新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に関するお知らせ（学生・教職員向け））

学生の皆さんへのもう一つのお願いです。それは、9日の週に行う本学でのワクチン接種を受けてください、ということです。キャンパスでの感染拡大を防ぐためにはできるだけ多くの皆さんにワクチン接種をしてもらう必要があります。キャンパスでのワクチン接種は、医学部・附属病院をはじめ多くの関係者が力を尽くして実現したものです。夏季休業中でそれぞれの予定もあると思いますが、この大切な機会を逃さずワクチン接種を済ませるように、皆さんのご協力をお願いします。
（山形大学新型コロナウイルスに係る集団予防接種（職域接種）のご案内）

山形大学に集う私たち、全ての学生と教職員の使命は、明るい未来を実現するために、いかなる状況下でも教育と研究をし続けることです。皆さんにとってキャンパス内での学びはかけがえのないものです。いまこそ山形大学の全ての学生と教職員が力を合わせ、この危機を共に乗り越えましょう。

2021年8月2日　山形大学長　玉手英利

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