掲載日：2021.10.18

　ピーク時には今までにないほど多くの新型コロナウイルス感染者を出した第5波が急激に収束し、現在1年半ぶりとなる少ない感染者となっています。本県の感染者数も一桁台の日が続き、ゼロの日も出てきました。

　このような状況の変化を受け、10月12日（火）に開催された本学「新型コロナウイルスに係る総合対策本部」会議において、11月1日（月）より、現在のBCPレベル2からレベル1.5に変更することを決定しました。ここに、移行の予告をいたします。学生の皆さんは、一刻も早い対面による教育・研究活動の再開を期待していたとは思いますが、もうしばらくの我慢をお願いしたします。

　実は、これには次のようなただし書きをつけています。「ただし、教育活動、研究活動については、10月12日以降準備の整った部局から活動レベル1.5と同様の取り扱いとすることも可とする。」

　事務的な表現ですが、部局（学部・研究科）ごとにレベル1.5の対応が準備できたときには、11月1日を待たずに移行してください、というものです。判断は部局ごとになりますので、部局からのアナウンスに注意を払ってください。

　今回、初めてこのような措置を取りましたが、これは急激な感染者減少を踏まえてのことで、可能な限り早く、学生と教職員がキャンパスに集い、対面を中心とした教育・研究活動に移行したいとの希望が底流にあります。

　なお、課外活動を含めた、教育・研究活動以外のBCPレベルは、11月1日から移行するとしておりますので、ご了承ください。課外活動ガイドラインのイベント主催等についての改定が予定されていますので、今後のアナウンスに注意してください。

　また、「対面による活動再開に係る指針」、「～学生の皆様へ～　新型コロナウイルスまん延を防ぐための対応について」および「～教職員の皆様へ～　新型コロナウイルスまん延を防ぐための対応について」の記載事項も修正しました。マスクは‘不織布マスク’を推奨するとともに、感染リスクが高いと考えられている【会食】の項目を特別に設けて注意喚起をしております。ぜひ、お目通しください。

　感染者が急激に少なくなっていますが、新型コロナウイルスとの‘攻防’はまだまだ続きます。個々人が、日常的に感染予防対策を徹底して取ることが肝要です。ご協力をお願いいたします。

2021年10月18日
新型コロナ感染症対策本部副本部長　理事・副学長　花輪公雄
医学部附属病院　検査部長・感染制御部長　　　　　森兼啓太

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