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渡部徹教授が「土木学会東北支部技術開発賞」を受賞(5/19)

掲載日:2016.05.20

 平成28年5月19日(木)、本学の渡部徹教授(水環境工学)が「平成27年度土木学会東北支部技術開発賞」を受賞しました。
 この表彰は、「土木工学に関して優れた技術開発や研究を行った技術者・若手研究者を表彰することによって、その成果を讃えるとともに、土木学会東北支部の活性化を図ること」を目的として同学会が定めているものです。渡部教授は平成27年度東北支部技術研究発表会において、優れた独創的土木技術を発表した論文の発表者として、今回の受賞者に選ばれました。

 対象となった受賞題目は、「下水処理水の連続灌漑による飼料用米栽培」(連名者:Pham Duy Dong(岩手大学)、倉島須美子(山形大学)、加来伸夫(山形大学))。本研究では、下水処理場における処理プロセスが下水中の有機物の除去を主眼に置いている一方、窒素などの肥料成分の除去は十分ではないことに注目。下水処理水に残留する肥料成分を飼料用米の栽培に有効に利用することで,低コストで高品質な飼料用米の栽培に挑戦しています。

 渡部教授は、「今回の受賞を励みに、この技術を普及していけるよう努力していきたい」とコメントしました。
 今後は本技術を含めた実用化に向け、さらなる発展が期待されます。

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表彰状を持つ渡部教授(左)とPham Duy Dongさん(右)の画像
表彰状を持つ渡部教授(左)とPham Duy Dongさん(右)

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