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金山町を落花生の新産地へ!地域農業振興協定を締結

掲載日:2018.04.17

山形県北部に位置する豪雪地帯・金山町での新たな農業振興施策として、金山町・株式会社でん六・山形大学東北創生研究所は、落花生の新産地形成を目指す連携協定を締結。17日、協定締結式を金山町で行い、社会貢献力や地域運営力など各機関の特性を生かした産学官連携によるプロジェクトがスタートしました。

本事業は、1期を3年とし2期に渡って金山町で落花生栽培を展開。今年度からの第1期(2018〜2020年度)は、豪雪地帯での国産落花生栽培技術の確立を目指して試験栽培・販売を実施し、第2期(2021〜2023年度)には増産や品質向上を目指した取り組みが予定されています。大きな転換期を迎えている地域農業の新たな可能性に挑戦する金山町、豆菓子の製造販売を展開する国内有数企業のでん六、寒冷地での農産物試験栽培に着手していた山形大学の3機関の思いが一致し、今回の連携にいたりました。

金山町特産の金山杉で作られた特製の協定書にサインした東北創生研究所・大場所長は、「今回の連携実現に向けて金山町の熱意を感じていた。地元企業のでん六のノウハウを注入し、落花生栽培という新しい実績を生み出すことが山形発の地域創生モデルとなる。大学はこの魅力ある土地で働きたいと思える、ビジョンを持った人材を育てていくことが役割」と今後の展望を語りました。5月の連休明けには、第1回目の種まきが実施される予定。産学官連携による、"金山落花生"の誕生に、山形をさらに元気にする新たな期待が寄せられます。

プレスリリース

本件の詳細は、こちらをご覧ください。

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