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岩手・平泉「春の藤原まつり2018」に本学学生が出演!

掲載日:2018.04.27

中尊寺や毛越寺で知られる岩手県・平泉町で、5月1日(火)〜5日(土)に開催される「春の藤原まつり」。メインイベントである「源義経公東下り行列」に、本学学生の松田美穂さん(大学院農学研究科2年)が、源義経の妻・北の方役で出演します。

例年来場者が30万人を超え、大きな注目を集める本イベント。平泉市の隣、一関市出身の松田さんは「素直にとても嬉しかった。地元を盛り上げる力に少しでもなれるなら」と、故郷への思いを持って今回の出演を決めたといいます。

2011年東日本大震災発生当時、高校1年生だった松田さんは岩手県で被災。「家の周りも被害がありショックだったが、自分にもできることがきっとある」と考えた松田さんは、高校の友人に自ら声をかけ、被害の大きかった沿岸部でのボランティア活動を開始。母校の震災復興ボランティアグループのスタートメンバーとして活動しました。当時芽生えた地元への思いが、今でも地域貢献への大きな原動力になっていると語り、「岩手の伝統や素晴らしさをあらためてみなさんに知ってもらえる機会にしたい」と、今回北の方役を務める決意をしました。

現在大学院では、栄養価の高い米ぬかの成分分析研究に挑戦中の松田さん。「今回の出演を家族や友人がとても喜んでくれている。岩手を離れて県外で活躍している人、まだ岩手を訪れたことのない人、みなさんに見ていただければ嬉しいです」と笑顔で語ってくれました。東下り行列は5月3日(木・祝)開催予定。本学学生の活躍に、ぜひ応援をよろしくお願いします。

藤原まつり・源義経公東下り行列

藤原まつりは、かつて奥州藤原氏が繁栄し、中尊寺などが文化遺産が今も残る岩手県・平泉町で春と秋に開催。春・3日目の「源義経公東下り行列」は、兄・源頼朝に追われた義経主従が平泉にたどり着き、藤原秀衡の出迎えを受けた情景を再現するもの。主役の義経役には例年芸能人が起用されることで注目度も高く、今年はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でも活躍した俳優の磯村勇斗さんが、義経役を務めます。

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