クイズ番組「パネルクイズ アタック２５」（ABC朝日放送、2018年7月29日放送）に出場した本学の清水海斗さんが、見事優勝しました。清水さんは、地域教育文化学部で学ぶ3年生。今回の出場は、偶然、山形予選の告知をテレビで見て、応募したのがきっかけでした。大学生大会への出場でしたが、他の出場者を見て少し気後れしたと、収録時の気持ちを話してくれました。しかし、番組が進行していく中で、いいタイミングで、いい位置のパネルを獲得できたと振り返ります。結果は優勝。「自分でも驚いている」というこの結果には、指導教員の村山良之教授も研究室のメンバーも自分のことのように喜んでくれました。

普段からクイズをやっているわけではなく、友人達と設立したサークルで剣道を楽しみ、勉強のほかアルバイトにも勤しむ清水さん。将来の夢は、数学教員ですが、数学のことしかできない教員にはなりたくないと、地域教育文化学部のシステム情報学コースを選びました。「地理学は社会科の一部と捉えられがちですが、統計処理や地図の作成など、あらゆるところで数学が用いられており、まさに学際的な学びを深められる」と話します。現在の目標は、数学の教員免許に加え、社会科の免許も取得し教員になること。卒業研究では、GIS（地理情報システム）を駆使した地理学の研究に取り組みたいと意気込んでいます。