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山形大学ダイバーシティシンポジウム 「山形からはばたく女性科学者~パイオニアから現代、そして未来へ~」 を開催します

掲載日:2022.12.08

本件のポイント

  • 加藤セチ博士顕彰シンポジウムとして開催。
  • シンポジウムは『加藤セチの生涯と功績』と題した有識者による 『基調講演』と高校生、大学院生、小学校教諭、大学教員による 『パネルディスカッション』の2部構成。
  • 山形大学ダイバーシティ推進室主催、大学コンソーシアムやまがた 「ダイバーシティ推進ネットワーク会議」共催、三川町、山形県教育委員会、山形新聞社、山形大学地域教育文化学部同窓会後援により開催。

概要

 山形県出身で本学地域教育文化学部の前身女子師範学校の卒業生である女性科学者、加藤セチ博士の活躍の歴史を知り、過去から現在に至るロールモデルから学ぶことによって、次世代のキャリアパスの意識を涵養すると同時に、性別に関係なく理工系分野で活躍する若年層を支援する社会全体の意識を醸成しつつ、女性研究者の裾野拡大にもつなげる目的として、山形大学ダイバーシティシンポジウム「山形からはばたく女性科学者~パイオニアから現代、そして未来へ~」を開催します。
対象は、教職員、学生、一般市民の方など、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。多数のご参加をお待ちしています。

 詳しくはこちらをご覧ください。

シンポジウム開催事項

日  時:12月26日(月)15:00~16:40
会  場:(対面) 山形大学小白川キャンパス人文社会学部1号館3階301教室
        (オンライン) Zoomウェビナー

基調講演:
講師:宮野悦夫氏(山形県産業科学館館長)『加藤セチの生涯と功績』

パネルディスカッション:
パネリスト:山形県立西高等学校生徒、本学大学院生(農学研究科)、小学校教諭(本学大学院教育学研究科修了)、本学教員(理学部主担当)、

対 象:教職員、学生、一般市民の方など、関心のある方
参加費:無料
申 込:こちらよりお申し込みください。(申込締切は12月19日(月))

加藤セチ博士とは

 加藤セチ博士は、明治26年現三川町に生まれ、大正3年山形女子師範学校(現山形大学地域教育文化学部)卒業後、狩川尋常高等小学校に勤務。その後、東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)に入学し、卒業後に北海道帝国大学農学科に学ぶ。大正11年には特殊法人理化学研究所(財団法人理化学研究所)の初めての女性研究員として赴任し、理学博士の学位を取得。理学博士としては女性として3人目であり、女性研究者の先駆けである。昭和43年には三川町名誉町民第一号の称号が贈られている。

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