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“ 山形大学シードル 2023“” 完成 ~高坂農場産リンゴ使用、7月3日より販売開始~

掲載日:2023.06.01

本件のポイント

  • 農学部附属やまがたフィールド科学センターエコ農業部門(高坂農場)で 生産しているリンゴを原料に使用した山形大学シードルが完成した。
  • リンゴの着色管理過程で必要な「葉摘み」等の作業や、シードルの甘さを決める過程、 商品のラベルデザイン作成に学生が参加している。
  • 姉妹品の「純米大吟醸燦樹」とあわせ、売上の一部を学生への支援に活用する。

概要

 2021年の霜害及び雹(ひょう)害により多く生じてしまった、いわゆる「加工用」のリンゴを、生協店舗でリンゴジュースとして販売したところ大好評のうちに完売しました。
 異常気象が増えている現状を踏まえ、今後も継続的にこのリンゴを利用して何かできないかと高坂農場と山形大学生協で打ち合わせを重ねてまいりました。
 そして今回、過去にシードル用リンゴを出荷していたことがあり、また、オリジナル日本酒・純米大吟醸燦樹の製造で協業していた奥羽自慢株式会社が醸造元となり、オリジナルシードルとして販売が決定いたしました。

 詳しくは、こちら(リリースペーパー)をご覧ください。

山形大学シードル2023

醸造本数:合計約850本
価  格:375ml瓶入り1本1,250円(税込)
小白川・飯田・米沢・鶴岡の各キャンパス内にある山形大学生協の店舗のほか、同組合のホームページからも通信販売にて購入することができます。(https://www.yamagata.u-coop.or.jp/
原  料:リンゴは、高坂農場産リンゴ100%使用(ふじ、紅玉、王林)
醸造元:HOCCA WINERY(奥羽自慢株式会社 山形県鶴岡市上山添神明前123)

学生の関わるオリジナル商品づくり

 リンゴの着色管理のための葉摘み・玉回しを生協学生委員会OH,ONE!?(オーワン)が一部行ったほか、栽培には高坂農場に出入りする農学部学生が関わっています。
 シードルの甘さは、学生でも一般の方でも飲みやすいようなものを設定するため、生協学生委員会OH,ONE!?(オーワン)が実際に試飲し意見を出しました。
 ラベルデザインは、具志堅裕介講師(地域教育文化学部主担当)協力のもと、地域教育文化学科文化創成コース3年早水京華さんに書いてもらいました。主に農学部の学生の投票で上位だったものを決定といたしました。

売り上げの一部は学生の支援に

 今年は、約850本(約106万円)の販売が予定されており、完売した場合には、約10万円が「山形大学基金」等に寄附され、学生への支援として活用されます。

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