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COC事業

学長あいさつ

地域とともに世界へ羽ばたく

  • 山形大学 学長:
    小山 清人
    (こやま きよひと)

今、世界は急激に変化しています。新興国が発展し、今日の世界は、社会、経済、文化のグローバル化が急速に進み、国際競争が激化しております。

日本国内に目を向ければ、東日本大震災からの復興をはじめ、少子化による急激な人口減少、地域コミュニティの衰退、そして社会教育機能の低下等、様々な課題が山積してしまいました。更に山形県では、農業経営者の減少、中心市街地の空洞化又は企業の工場海外移転等により経済発展が停滞し、地元山形が元気を取り戻すためには、各産業の再活性が重要な課題となっております。

このようなときにこそ、大学は、行っている教育・研究機能そして様々な知の資産を活用して、こうした課題の解決手法を提案するシンクタンクとして、その機能を積極的に発揮していかなければなりません。

山形大学は、平成25年度から文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択され、『自立分散型(地域)社会システムを構築し、運営する人材の育成』事業を展開しています。

本事業の目的は、山形県内の各地域が抱える課題解決策を研究して、持続的に発展し得る活力ある社会システムの構築のために、様々な変革を成し遂げられる人材を育成することです。

東日本大震災からの復興等の過程で顕著になった課題の一つには、大都市を中心とする一極集中型社会からの脱却があり、それぞれの地方が特色や特徴を最大限に発揮できる“自立分散型社会”への転換が重要になっています。

山形大学は本事業を通して、地域と大学との繋がりをより一層強固なものとし、山形、ひいては日本の発展へと繋げられるよう取り組んで参りますので、引き続き、ご理解とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

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