Environmental Declaration of the Yamagata University.

 山形大学は,次に掲げる基本理念と基本方針に則り,持続的発展が可能な循環型社会の形成に貢献することを宣言します。
■基本理念
 山形大学は,地球環境の保全,人類全体の幸福ならびに国際社会の平和的・持続的発展に寄与するために,自然と人間の共生・充実した人間教育・社会との連携重視を,21世紀の基本理念として掲げています。 とりわけ,「自然と人間の共生」を最重要課題として位置付け,大学活動の全てにおいて環境に配慮する視点を取り入れるとともに,教育・研究機関の社会的使命として,環境保全に関する教育と研究を推進し,その成果を社会へ公表・還元していきます。
■基本方針
  • 1.環境保全活動を促進するために,関連する教育と研究の充実を図ります。
  • 2.大学活動の全てにおいて,環境に対する負荷の軽減を図り,地球環境の汚染と破壊の予防に努めます。
  • 3.環境保全及び環境改善を効率的に推進するために,山形大学環境マネジメント体制の継続的改善を推進します。
  • 4.環境保全を持続していく社会の構築に貢献するために,地域社会との積極的な連携を図ります。
  • 5.大学活動の全てにおいて,環境に関わる国内外の法規,規制及び提言等を遵守します。
 この宣言は,学内全ての学生・生徒・児童・園児・教職員・関連企業職員に周知徹底すると共に文書及びインターネット等を通じて,広く社会に開示します。
平成18年3月15日
国立大学法人山形大学長
仙道 富士郎

■「環境宣言」について
 この「環境宣言」は、山形大学の理念のひとつである「自然と人間の共生」を具現化していくために、大学活動の全てにおいて、環境に配慮する視点を取り入れるための行動指針として定めたものです。
 制定の経緯は、環境配慮促進法の施行に対応するため、平成17年10月に環境情報提ワーキンググループが学長の諮問機関として設置され、
環境報告書作成の考え方、体制、記載内容等について審議・答申されました。その答申のひとつとして、環境配慮に関する基本方針制定の必要性が示されたことにより、山形大学環境マネジメントシステム専門委員会、役員会等による審議を経て、平成18年3月15日の学長定例記者会見において「宣言」として制定・公表されました
(山形新聞060316に掲載)

環境情報提ワーキンググループによる答申書(PDF:1.6MB)

■環境報告書記載事項との関係
基本方針
記載項目
1.環境保全活動を促進するために,関連する教育と研究の充実を図ります。 6.環境配慮行動
2.大学活動の全てにおいて,環境に対する負荷の軽減を図り,地球環境の汚染と破壊の予防に努めます。 4.環境パフォーマンス
6.環境配慮行動
3.環境保全及び環境改善を効率的に推進するために,山形大学環境マネジメント体制の継続的改善を推進します。 3.環境マネジメント
4.環境保全を持続していく社会の構築に貢献するために,地域社会との積極的な連携を図ります。 6.環境配慮行動
5.大学活動の全てにおいて,環境に関わる国内外の法規,規制及び提言等を遵守します。 5.関係法令


2.大学概要