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キャンパスから

(02:2021年9月10日)

山形大学の大学歌・学生歌・イメージソング

 毎日夕方5時になると本部棟に流れる歌がある。‘大学歌’である。この大学歌は、「平成21年に創立60周年を記念し歌詞の募集を行い、当時地域教育文化学部在学中の石先麻美さんと難波千鶴さんの作品が選ばれ」、「作曲は、山形市出身の大谷靖夫氏に依頼し、平成22年3月に本学大学歌として制定されました」とウェブサイトに紹介されていた。今から10年ほど前に制定された新しい大学歌である。インターネットで調べてみると、作曲家の大谷さんは1978(昭和53)年生まれの作曲家で、倖田來未さんはじめ多くの歌手に楽曲を提供している作曲家のようだ。

 この大学歌の1番の歌詞は、入学した春、希望を胸に学びへの決意を胸に集う学び舎、2番の歌詞は、多くの友と集いしも、自分を信じて真理探究する学び舎、3番の歌詞は、雪模様の中、次代を担う決意を抱いて羽ばたく学び舎、と山形大学を愛おしく思う歌詞となっている。1番から3番へと、ストーリー性のある歌詞で、なかなか良いですね。

 さて、本学はもう二つの歌を持っていることをウェブサイトで知った。一つは‘学生歌’の‘みどり樹に’であり、もう一つはイメージソング‘夢のカケラ‘である。

 ‘みどり樹に’は、1958(昭和33)年に制定された学生歌で、当時教育学部4年生だった菅原威(その後宮下姓)さんの作詞、同じく教育学部の学生だった橋場富蔵さんの作曲である。

 イメージソング‘夢のカケラ’は、2008(平成20)年に制定された。作詞は柴田和敬さん、作曲は柴田さんと佐賀亮介さんである。大学を活性化するための事業である「山形大学元気プロジェクト」の中で採択されたイメージソングである。当時の河北新報の記事によると、柴田さんは人文学部4年、佐賀さんは工学部1年であり、人文学部の4年の熊谷悟さんとともに、バンド「コンソメ」を作り活動していたという。採択後コンソメは、学内外のコンサートでこのイメージソングを紹介していたらしい。

 この‘夢のカケラ’、テンポの速いポップ調のとても清々しい曲である。現在、この曲はどう歌い続けられているのだろうか。軽音楽のグループやアカペラなどのグループが、歌い続けてくれていると嬉しいのだが。

【歌を聴取できるURL】 
 ▶ 大学歌:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/song/official/
 ▶ 学生歌:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/song/student/
 ▶ イメージソング:https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/university/song/image/