ホーム > 新着情報:イベント報告 > 2023年12月 > 仕事の流儀~プロから学ぶ仕事のやりがい~!NHK大学セミナーin山形大学「科学の仕事が世界を変える」を開催しました
掲載日:2023.12.25
12月22日(金)小白川キャンパス(山形市)にて、NHKと本学授業「仕事の流儀~プロから学ぶ仕事のやりがい~」(担当:松坂暢浩教授、山本美奈子准教授)とのタイアップ企画としてNHK大学セミナーin山形大学「科学の仕事が世界を変える」が開催されました。
はじめに、主に科学番組ご担当で、これまで「ガッテン!」「サイエンスZERO」「クローズアップ現代」などに携わり、最近では、「AI」や「新型コロナ」に関するテーマを多く制作している仁木島健一氏より、「なぜ科学番組を仕事にしようと思ったのか」(第1部)について、ご講演いただきました。研究に没頭していた自身の学生時代がベースとなり、仕事をする上で、自分自身のアイデンティティに「科学」があることから、科学的なモノの見方の重要性や自分の武器になる「強み」を見つけてほしいとのメッセージがありました。
次に、「ガッテン!」「あしたが変わるトリセツショー!」を担当し、震災、防災関連番組を多数制作されている中村友信氏より、「トリセツ流・秘伝のプレゼン術大公開」(第2部)として、難しいテーマを“キャッチー”につたえる秘伝術をご講演いただきました。「科学」はあらゆることを面白くできること、共感・なんだろう感・納得感・お得感、の「4つの感」にこだわり、番組制作を行っていることを具体的な事例を基に説明いただきました。
最後に、質疑応答の時間となり、参加した学生から多くの質問が寄せられました。
本セミナーに参加した学生は100名を超え、学生からは、「番組の裏側では、色々と視聴者を惹きつける工夫がされていることを知ることができ、とても興味深かった」、「学生時代に一生懸命学んだことは将来につながると聞き、いま学んでいることを周りの人から「何の役に立つの?」などと言われても、最後までやってみようと思えました。」などの声が寄せられ、大変有意義な特別講義となりました。
NHKとの過去のタイアップ授業