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理学部

植物をめぐる生き物のつながりをひもとく

教授 多様性生物学

横山 潤(よこやま じゅん)

多くの生物に囲まれて生きる植物たち

私たちの身の回りにたくさん生育している植物は、光合成を行うことで自活して生きているように見えます。しかし一方で、植物自身は動き回る事ができないため、動物や菌類など多くの生物とのつながりの中で生きています。植物の花粉を運ぶ昆虫や、根に共生して栄養吸収にかかわる微生物などは、植物にとって欠かすことのできない生物です。

「共進化」に注目

このような互いにつながりのある植物と他の生物の間には、お互いの進化が影響しあう「共進化」と呼ばれる現象が見られます。共進化は、植物のかたちや性質に大きな影響を与えます。他の生物との間の関係が植物の進化にどのように影響するのかを明らかにすることが、私の研究の大きなテーマです。

研究の舞台は東北の豊かな自然

日本の自然環境は世界的にも特に貴重なものの一つで、多くの独特な植物と、それらをめぐる生物どうしの関係が豊富に見られます。東北地方は特に自然環境に恵まれ、貴重な動植物が豊富に見られます。研究室では、山形県を中心に東北地方を主なフィールドにして、昆虫や微生物との関係の中で、植物がどのように進化していくのかについて研究しています。