掲載日：2019.02.19

　農学部の寄附講座「食料自給圏（スマート・テロワール）形成講座」の開設に多大なご支援をいただいた、故 松尾雅彦氏（カルビー株式会社元相談役）への紺綬褒章伝達式を、2月19日、小白川キャンパス（山形市）で行い、松尾東彦氏（雅彦氏のご長男）へ小山学長から感謝の言葉と褒章が手渡されました。

　"スマート・テロワール"は、雅彦氏が著書で提唱している農村の未来像で、畑作と畜産、加工、流通の連携を目指し、2016年から農学部（鶴岡市）でプロジェクトがスタートしました。「地域に愛される美味しい加工品の開発」を取組みの一つに掲げ、ダイズやジャガイモなどの規格外品を餌として肥育した豚をハム・ソーセージとして、また良品のダイズは味噌・豆腐に加工するなど、地産地消を目指すオリジナルブランド製品を誕生させています。

　4月で4年目を迎えるプロジェクトは今後も様々な展開を計画中です。地域の活性化、教育・研究環境の充実など、松尾雅彦氏の多大なご支援にあらためて感謝申し上げます。

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