掲載日：2023.06.27

　山形大学は、ロシアによるウクライナへの武力侵攻により、学びや研究の機会が損なわれた学生を科目等履修生として受け入れ、教育環境を提供することとし、2023年3月から3名の学生を受け入れています。
　４月から学期が開始し、ウクライナから受け入れた学生達は、生活基盤を整え無事に大学生活を送っております。
　今回の受け入れでは、以下のとおり、学外機関の皆様のご支援・ご協力を賜りながら学修支援・生活支援を行っています。
　山形大学では、これらのご厚意に感謝し、今後も協力機関と連携して、困難な状況にあるウクライナからの学生に最大限の支援を行っていきたいと考えています。

■公益財団法人日本財団による経済支援
　本年４月に日本財団から、３人の受け入れ学生に対し、「日本財団ウクライナ避難民支援」の生活費及び渡航費の支援を決定していただきました。
　日本財団によるウクライナ避難民支援

■山形県による支援
　山形県による「山形県ウクライナ避難民受入支援事業費補助金」により、受け入れ学生に対し入国後の3月に準備教育として「日本語研修コース・日本文化体験」を実施しました。
　新学期に先立ち、日本での大学生活に慣れ、山形県で暮らしていくための良いきっかけとなりました。
　この他、「令和４年度山形県ウクライナ避難民受入支援金」により、生活準備費と2023年3月の生活費を支援いただきました。

■国際ロータリー第2800地区による寄付
　国際ロータリー第2800地区2022-2023年度ガバナー佐藤孝子様より、ウクライナ学生への経済支援としてご寄付をいただきました。

■公益財団法人山形県国際交流協会による生活経費の支援
　山形県国際交流協会の「やまがたウクライナ避難民支援金事業」により生活経費の支援をいただきました。
　やまがたウクライナ避難民支援金事業

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