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注目の研究農学

人間と機械が協調するスマート農業

掲載日:2021.12.21

教授 片平 光彦(農業機械学)

 日本農業は、政府が進める農業生産基盤強化プログラムにおけるスマート農業の現場実装とデジタル化の推進を受け、IoT技術やロボットの開発を加速することが求められています。そこで、本研究室では生産農家の収益を増加するため、IoT機器による農作物の生育データのデジタル化、作業を効率化する各種アタッチメントの開発、農業にAIを活用して営農を支援するプラットフォームの構築を行っています。最近の研究では、UGVとUAVでデータを収集し、それを基にAIで高精度に生育や病害診断、収量予測を行うシステム開発、スマート農業を支援する播種機や収穫機の開発、栽培の支援を一括して農業生産を管理するクラウド型プラットフォームの研究を行っています。開発した技術は生産、管理、販売を一体化して生産者と消費者が連携した新たなバリューチェーンを構築し、日本農業の収益向上に寄与する人間とロボットが協調して働くスマート農業の実現を目指しています。

水稲の生産管理ロボットの画像
水稲の生産管理ロボット

長ネギ用施肥溝切り機の開発の画像
長ネギ用施肥溝切り機の開発

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