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注目の研究医歯薬学

患者さんの命を救うための研究

掲載日:2024.03.01

医学部 教授 内田 徹郎(外科学第二講座)

 第二外科は、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科を担当し、いずれもハイリスクかつ専門性の高い分野で、基礎的、臨床的な研究活動を積極的に行っています。心臓血管外科では、手術中に心臓や脳などの循環を止める必要があり、これらの臓器保護が重要な問題です。大動脈手術時の確実な脳/脊髄保護を目的にMRI検査を用いた動物実験を行い、実際の患者さんの診療に役立てています。呼吸器外科では、精密操作が可能な最新の医療ロボットを駆使する肺がん治療の研究に取り組んでいます。小児外科では、内視鏡下手術を積極的に導入し、術中蛍光造影法による腸管虚血診断に関する臨床研究を行っています。また肺がんと小児がんの多施設共同研究に参画し、わが国の診療指針の構築に関わっています。第二外科の全ての研究は、明日からの患者さんへの診療活動に直接役立つことを目的にしています。

MRI検査による臓器保護の動物実験の画像
MRI検査による臓器保護の動物実験

手術ロボットを用いた肺がん手術の画像
手術ロボットを用いた肺がん手術

術中蛍光造影法を用いた腸管虚血診断 の画像
術中蛍光造影法を用いた腸管虚血診断

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