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注目の研究化学

“分子”と“人”と“地域社会”を繋げる新しい研究

掲載日:2021.12.11

准教授 奥野貴士(生物物理学)

 理学部は、素粒子から分子~生物~地球~宇宙までの幅広いスケールの自然を対象とし、“発見”の喜びにあふれる学部です。私は細胞の機能調節を担うタンパク質分子の視点から、生命を理解することに努めています。並行して、山形大学に着任後、ご縁があり、上山市におけるスマート農業と生涯学習教育の事業に携わらせていただいております。この研究では、新たに人や社会、未来が研究の対象に加わりました。この研究には文系/理系に垣根はなく、地域社会の理解に必要な事象全てが研究対象です。 
 私が研究で大切にしていることは、挑戦です。新しいことに挑戦しないと新しい発見に辿り着きません。挑戦する科学者の背中を見て学生が育つと思っています。「分子」~「細胞」~「人」~「地域社会」の階層をまたいだ研究分野で挑戦しています。

ラ・フランスのデンプン(分子〜細胞)の画像
ラ・フランスのデンプン(分子〜細胞)

園芸作物支援システム「かるほく」(人〜地域社会)の画像
園芸作物支援システム「かるほく」(人〜地域社会)

ギャラリーかごと共同開発した西洋ナシ追熟用のかご(人〜地域社会)の画像
ギャラリーかごと共同開発した西洋ナシ追熟用のかご(人〜地域社会)

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