ホーム > 研究 > 注目の研究 > 工学 > かしこい材料の創生と評価 「Smart Materials for Vibration」
掲載日:2024.08.01
教授 村澤 剛(工学部担当)
力を加えたときに変形するだけでなく、周囲の磁場を変化させたり電気を発生させたり、はたまた変形後に温度を上げると元の形に戻るような材料があります。このように、力を加えた時に変形するだけでなく特殊な機能を発現させるようなかしこい材料をスマートマテリアル(Smart Material)といいます。村澤研究室では、以下のような振動現象に特化したスマートマテリアルの創生と評価に取り組んでいます。
(1)ゴムなみに振動を吸収するだけでなく、金属なみに熱に強く強度が高い機械材料の開発(鈴構造材料)
(2)振動で発電する機械部品の開発(磁歪複合材料)
(3)身の周りのあらゆる振動を電気に換えることができる次世代エナジーハーベスト技術の開発(プリンテッド圧電高分子材料)