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注目の研究工学

グラフィクスからエレクトロニクスまで多様な応用展開が進むインクジェット

掲載日:2023.02.13

産学連携教授 酒井 真理(有機エレクトロニクスイノベーションセンター

 ひとの毛髪直径の数分の一、目に見えないサイズのインク滴を百万、千万、一億と精密に噴射して画像やパターンを自在に描く、インクジェットは魔法のペンと言えます。デジタルデータからのオンデマンド・アディティブな製造技術で、必要な時、必要な数、最小限の環境負荷で、パーソナライズされたものづくりが実現できます。布地にプリントする捺染、壁紙やタイルなどの建材への加飾、包装フィルムへのパッケージ印刷など、その応用範囲は無限です。
 山形大学インクジェット開発センターは、日本初のオープンなインクジェット研究開発拠点として、インクジェットの無限の可能性を探求し、実用化に向けた技術を追求することで、ものづくりからサービスにわたるイノベーション創造に取り組みます。インクジェット関連企業出身の経験豊富なスタッフが、国内外の企業組織との連携・協働でオープンイノベーションによるインクジェット技術開発を推進しています。

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