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注目の研究工学

脳波による車内機器操作システムの研究開発

掲載日:2019.10.21

教授 深見 忠典(生体医工学・生体材料学)

 我々の研究室では、運転者に安全かつ快適な車内機器の操作環境を提供するため、脳波を用いたインタフェースの研究開発を行っています。人間が外界からの視覚刺激に対して注意を向けた際に判断や認知に関連する脳波が出現します。その脳波をリアルタイムで検出することにより、操作したい対象や選択肢を識別することができます。しかし、脳波は数~数十マイクロボルトの微小な電気信号で、人間の動きや周辺環境に起因するノイズの影響を受けやすいことから、当研究室では高速かつ正確に脳波信号を検出・識別するため、信号処理に人工知能を取り入れた手法の開発に取り組んでいます。
 また、共同で研究開発を行っておりますNECエンベデッドプロダクツ株式会社様に、脳波計測時のノイズ対策を施した増幅回路の設計に加え、我々のソフトウェアを搭載可能な組み込み用制御基板の開発に取り組んで頂いております。今後は理想とするソフトウェアとハードウェアが最適に融合したシステムの完成に向け、研究開発を進めていきたいと考えています。

現状の脳波計測・解析システムの画像
現状の脳波計測・解析システム

「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋」でのデモの様子(NEC様展示ブース)の画像
「人とくるまのテクノロジー展2019 名古屋」でのデモの様子(NEC様展示ブース)

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