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注目の研究環境学

蔵王山の気候変動と戦うAI。

掲載日:2023.11.13

准教授 ディエズ ドノソ サンティヤゴ(データサイエンス)

 日本は世界で最も森林が多い先進国の一つです。 日本の地表の 68% は森林で覆われており、生態学的に複雑で気候変動の影響を受けています。 マイナスの影響には昆虫の侵入や森林火災の増加が含まれますが、以前は山の森林限界を超えていた地域に新しい森林が形成されることはプラスの影響であると考えられています。 山形大学では、蔵王山の気候変動対策に役立つコンピューターをドローンや人工知能を活用して訓練する研究を行っています。 私たちのアルゴリズムは、人間よりもドローンの画像から病気の木を検出し、亜高山の低木の種類を識別することができます。 将来的には、この技術を使用して、次にどの木が病気になるか、またはどの低木種がより早く成長するかを予測します。 これらのツールを使用すると、森林科学者は森林を保護するための準備が整います。

何年前のデータを使用して、来年どの木が病気になるかを予測する予定です。の画像
何年前のデータを使用して、来年どの木が病気になるかを予測する予定です。

ドローンで撮影した画像:蔵王山の健全な木(緑)、病気の木(黄)、枯れた木(赤)の画像
ドローンで撮影した画像:蔵王山の健全な木(緑)、病気の木(黄)、枯れた木(赤)

画像はドローンで収集され、人間の専門家によって注釈が付けられ、深層学習ネットワークのトレーニングに使用されます。の画像
画像はドローンで収集され、人間の専門家によって注釈が付けられ、深層学習ネットワークのトレーニングに使用されます。

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