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掲載日:2023.01.12
「さあ歌おう!」とすると、思うように歌えなかったり、高音が出しにくかったりと、様々なトラブルが起こります。「歌うこと」に意識が向き過ぎるあまり、体の力みや不自然な姿勢が自在な歌唱を妨げている場合が多く見られます。本研究室では、姿勢・呼吸の観点から体のあり方を見つめ直し、リラックスした歌唱法を実践的に研究しています。またドイツ語歌曲では、自在な歌唱法に加えて、内容と表現を伝えるために明瞭な発音が欠かせません。歌唱時のドイツ語を分析することで、言語面での歌いにくさを払拭し、自身の表現力を高めるのはもちろん、誰でも歌いやすくなるような演奏法の研究に取り組んでいます。
▲「歌いやすさ」を考える。
▲楽譜への書き込みは、人それぞれの音楽のとらえ方が垣間見え興味深いものです。
▲作曲家が詩をどのように読んだのかを楽譜から読み解き、表現していきます。