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アスリートの食生活支援を考える

掲載日:2022.01.21

准教授 矢口 友理(栄養疫学・スポーツ栄養学)

 アスリートの特徴として、運動量が多いこと、競技力向上のために肥満でもないのに減量・やせてもいないのに増量する点があげられます。そのため、アスリートには体格をコントロールしながら競技力向上やコンディション作りのための栄養密度の高い食事が求められます。アスリートの食事とコンディションとの関連についての調査や、低費用で栄養密度の高い食事を提案し、アスリートの食事のあり方や食生活支援に役立つ研究を実施しています。

 また、食事を通じたユニークな授業も展開しています。学生自身の興味関心に応じてテーマを選択、地域課題の解決を目指す実践演習「フィールドプロジェクト」では、小国町の郷土食や食材の調査、それを使った創作料理の開発、商品化をめざした取り組みを地元高校生や生産者と協働で実施。ご当地の農産品「やまがた地鶏」「たかきび」を使った料理「地鶏たかきびチーズメンチカツ」を開発、販売しました。栄養学の知見をいかし、地域密着型の課題解決学習を実現していきます。

アスリートの食事の基本スタイルや具体的な量は、料理模型を使って説明しますの画像
アスリートの食事の基本スタイルや具体的な量は、料理模型を使って説明します

手を測定器に乗せて推定血中ヘモグロビン濃度の測定をしていますの画像
手を測定器に乗せて推定血中ヘモグロビン濃度の測定をしています

フィールドプロジェクトで開発した料理「地鶏たかきびチーズメンチカツ」の画像
フィールドプロジェクトで開発した料理「地鶏たかきびチーズメンチカツ」

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