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世界各国の留学生に日本文化を伝える

教授 留学生教育

尤 銘煌(ユウ ミンホアン)

山形から世界へ日本文化を発信

山形大学に来ている留学生たちを対象にした、日本語と日本文化の授業を担当しています。約15~17ヵ国40名ほどの留学生が参加する授業では、異なる文化背景を持つ留学生全員で実際に日本文化を体験。南京玉すだれ、篠笛、着付け、けん玉、茶道、座禅など、留学生たちの経験を通じて山形から世界へ日本文化を発信しています。

互いの文化が広がる交流の場を創出

留学生が楽しみながら日本語を学ぶことができるように、2010年に「山形県留学生日本語スピーチコンテスト」を創立しました。また2011年には、留学生が出身国の伝統楽器や舞踊を披露する「山形から世界へ 多文化交流コンサート」をスタートするなど、留学生と市民の文化交流の場の創出にも力を入れています。

目指すのは架け橋となる人材の輩出

世界中から山形に集まった留学生に日本語や日本文化に関する知識や体験を授けることで、異なる文化を比較し理解できる、国際社会で活躍する社会人の育成を目標にしています。グローバル化が加速するなか、留学生にも日本人学生にも英語を中心に2つ、3つと外国語を身につけてもらい、世界各国との文化交流の懸け橋になれる人材として、山形大学から羽ばたいていってほしいです。