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神経疾患を診る、脳と神経を解明する

教授 脳神経内科学

太田 康之(おおた やすゆき)

高齢化社会で増えている神経疾患を診る、研究する

脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋の全ての内科的疾患を診療します。脳神経内科が診る疾患の種類は数多くありますが、高齢化社会で増えている、認知症と脳卒中を専門的に診るのが脳神経内科です。山形大学脳神経内科では、神経疾患を幅広く診療し、神経変性のメカニズムで発症する認知症、パーキンソン病などを主に研究しています。神経疾患の解明により、脳と神経を解明することができます。

新しい研究手法、様々な研究手法を用いる

基礎研究では、神経疾患モデルである様々な遺伝子改変マウスを用います。認知症の患者さんの遺伝子研究から発見した、新規の遺伝子変異を組み込んだマウスや、パーキンソン病の新しいモデルマウスを用いています。臨床研究では、患者さんや地域住民を対象に、新しい解析機器や解析手法を用いた研究を行っています。

国際的視野を持った研究を行う、英語を日常的に使う

国際的に評価される研究を行うには、日常的に英語論文を読み、世界から新しい知見を得る必要があります。山形大学脳神経内科では、日常的に診療で医学英語を使用し、毎週の研究ミーティングでは英語で発表とdiscussionを行い、国際的視野を持った活動をしています。