ホーム > 就職支援・キャリア支援 > 企業・団体向け情報 > 学外との連携実績 > 【2019.12.24】【山形県中小企業家同友会との連携授業】本学のインターンシップが文部科学省「大学等におけるインターンシップ表彰(文部科学大臣表彰)」にて最優秀賞(全国1位)を受賞しました!
掲載日:2019.12.24
山形大学のインターンシップが最優秀賞(全国1位)を獲得!
~低学年・地域密着型の取組みが文部科学省から高く評価される~
【本件のポイント】
【概要】
文部科学省では、インターンシップ(企業等での職業体験)のさらなる充実に向けて、大学等が実施するインターンシップを公表する制度を平成30年2月に創設しました。同制度には、全国163校の大学や高等専門学校等が自校で実施するインターンシップ計302プログラムが登録されています(平成29年度実績)。
そのプログラムの中から、他の大学等や企業へのモデルとなるインターンシップを表彰する制度が今年度創設され、山形大学が同制度初の最優秀賞に選出されました。(最優秀賞1校、審査員特別賞1校、優秀賞6校)※届出制度163校のうち審査対象大学等は77校(大学68校、短期大学校5校、高等専門学校4校)
【山形大学のインターンシッププログラム】
基盤共通教育 基幹科目「山形から考える」
「フィールドワーク 山形の企業の魅力(プレインターンシップ)」
(平成29年度:1年生43人が参加)
※受入企業:山形県中小企業家同友会に加盟企業の内25社
【今後の展望】
●学生へのキャリア・就職支援に関する充実に取り組みます
本学の特徴である基盤共通教育を通じて、低学年からのキャリア教育の質的向上を目指していきます。現在、基盤共通教育で開講するキャリアデザイン科目の履修者は学生約2,000名(平成30年度前期・後期科目合計)ですが、今後より教育的効果の高いプログラム開発に取り組みます。
本学のキャリア教育は、日本経済団体連合会「今後の採用と大学教育に関する提案(平成30年12月4日)」にある「初年次におけるキャリア教育」を先駆けて取り組んでいます。今後は、学生と地域で働く人との接点を増やすなど、地域企業と連携したキャリア・就職支援を充実させ、地域創生・若者の地域定着に貢献します。
●地域におけるインターンシップの普及にむけて取り組みます
地域におけるインターンシップの普及に向けて、本学のインターンシップ・プログラムのPR・発信を行っていきます。
《 講演実績 》
※上記以降も、様々な地方圏の中小企業団体や自治体、大学等から講演依頼をいただいています。
《 本インターンシップの教育的効果の検証に関する研究 》
本インターンシップ参加学生および受入企業の調査・分析結果をまとめた松坂准教授と山本美奈子准教授の論文が学会誌(査読あり)に掲載されています。
・松坂暢浩、山本美奈子(2019)「中小企業インターンシップの教育的効果の検討-低学年次を対象としたプログラムに着目して-」,『キャリアデザイン研究(日本キャリアデザイン学会)』,15 17-29
・松坂暢浩,山本美奈子,小野浩幸,野田博行(2019)「中小企業団体と大学の産学連携インターンシップ」,『産学連携学(産学連携学会)』,15(2) 55-63
【参考】
インターンシップに関する届出や表彰の各制度の詳細については、文部科学省のHPをご覧ください。
●大学等におけるインターンシップ制度の公表について(文部科学省)http://www.mext.go.jp/b_menu/internship/1401051.htm
●大学等におけるインターンシップ表彰の申請について(文部科学省)http://www.mext.go.jp/b_menu/internship/1408338.htm
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