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注目の研究環境学

過去の自然災害をひもとき、将来の災害リスクに備える。

掲載日:2024.02.13

講師 熊谷 誠(社会安全システム科学・地理学・地域防災・防災教育・地域研究)

 日本の各地で毎年のように起こる自然災害。これら自然災害から身を守るための避難行動や、災害リスクのコミュニケーションについて、主に地理学の手法を使って調査・研究しています。具体的には、文献資料やアンケート、ヒアリング調査をもとに過去の災害事例の復元と教訓の抽出、復元した災害事例をもとにGIS( 地理情報システム) を用いた地域の防災マップ作成などを行っています。また、復元した災害事例や作成した地域の防災マップなどを使って、地域住民や学校とのリスクコミュニケーションを図りながら、協働してその地域の状況に合った防災対策や避難計画の検討支援も行っています。

ゼミ学生が川の流れを観察する様子の画像
ゼミ学生が川の流れを観察する様子

機器を操作しつつ学生を指導する様子の画像
機器を操作しつつ学生を指導する様子

エムリバージオモデルを用いた実験準備の様子の画像
エムリバージオモデルを用いた実験準備の様子

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