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注目の研究農学

山形発!「近未来の稲作システム」の開発

掲載日:2019.01.03

教授 藤井 弘志(作物学)

 気象変動に伴う気象災害の発生が増加する中で、水稲の収量の安定的確保および品質の高位平準化を図るためには、きめ細かな診断と対応が重要です。さらに、農地集積等による規模拡大、ベテランの農家のリタイアが常態化する中で経験や勘に頼らないで大面積を診断および可変施肥を行う手法の開発が急務でした。そこで、山形大学農学部と鶴岡グリーンファーム、コニカミノルタ株式会社、伊藤電子工業株式会社、ヤンマーヘリ&アグリ株式会社は、農業界と経済界が連携し未来の豊かな農業を先進技術でサポートすることを目指して、コンソーシアム「ISSA山形(Imaging System for Smart Agriculture from Yamagata)」を設立し共同研究を行ってきました。その成果として、ドローンに搭載したマルチカメラで空撮した画像を用いて稲の生育状況(葉色、茎数等)を評価した「圃場のばらつきマップ」を作成し、「ばらつき」に対応した可変施肥を無人ヘリ等により行うシステムを日本で最初に開発し、多くの農業現場で利用されています。

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