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注目の研究農学

無人機による山形県の森林の樹種分類やバイオマスと健全性の情報取得

掲載日:2020.12.07

教授 ロペス・ラリー(森林学)

 これまで、森の中の一本一本の木についてその様子全般を観察するために、空から森林を視覚化することは、林業家にとって夢でした。最近の無人航空機(UAV)の進歩により、これが可能になりました。空から森林を視覚化するのに役立つ衛星画像とは異なり、無人航空機からの画像は非常に高い解像度が得られるため、木々の葉の特徴を区別することさえ可能です。また、無人航空機は操作性が良いため、通常はアクセスできない地形にある広い範囲の森林を1日24時間いつでも撮影ができます。私達はこの無人航空機を、機械学習と組み合わせることによって、森林の状態を自動的に評価することを可能にしました。この技術は、山形大学理学部のディエズ准教授の強力な協力とともに、私の研究室の日本、ドイツ、ベトナム、中国、ベナンから来日している、修士および博士課程の学生の研究によって、開発することができました。
 
 現在、私の研究室では、この新しい手法を使用して、山形大学農学部附属演習林及び山形県内の森林において、混交林の樹種を分類するとともに、森林管理の実践で最も重要な特性である個々の樹木の健康状態、森林のバイオマス及び植林・伐採率をモニターしています。

演習林で海外研究者にドローンの操作方法について指導の画像
演習林で海外研究者にドローンの操作方法について指導

短期留学生とドローンの画像から作ったオルソ(補正画像)と現地の状況を確認の画像
短期留学生とドローンの画像から作ったオルソ(補正画像)と現地の状況を確認

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