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注目の研究工学

ガラス並みのウルトラ・ハイバリア/印刷で水蒸気バリアの世界最高性能を達成

掲載日:2023.01.23

教授 硯里 善幸(有機エレクトロニクスイノベーションセンター)

 山形大学硯里研究室は、印刷や塗工が可能なウルトラ・ハイバリアを開発しました。従来、ガラス基板並みの高いバリア性能を達成するには真空成膜法が用いられており、生産性が悪く高価でした。本研究ではプレカーサーインクを印刷・塗工し、真空紫外光(VUV光:波長172nm)を照射することで緻密な無機膜を形成し高いバリア性能の達成に成功しました。得られたバリア性能は従来から1桁以上の性能向上であり世界最高性能(@印刷・塗工)を獲得。これらの成果は論文掲載ならびに特許出願を完了しています。真空成膜プロセスから印刷・塗工プロセスに変更することで低コスト化だけでなく、低炭素化にも寄与できる可能性があります。バリア技術は幅広く応用可能で、OLEDやセンサ、太陽電池、リチウム二次電池のようなデバイスだけでなく、包装分野等にも展開を進めていきたいと思います。

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掲載された論文(Adv. Mat. Interfaces)のカバー・ピクチャー

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